目には青葉 路上に潜む 黒い影
僕のような釣り師でも、仕事を引き受けたときぐらいは、依頼主の意向に沿った仕事をしなければならない。
そんなわけで、この日は某所に出向いてきたのであるが。
一方、少し遅れて到着し、誰からも依頼を受けていないにも拘らず、誰の意向にも沿わないような自分勝手な仕事を始めるのがコレである。
各人員、配置についたところである。
さわやかな新緑の季節にも拘らず、芽吹きの影に隠れ潜む、唯一目障りな手合いである。
堂々と、街頭指導をするぐらいの知恵は働かないのだろうか。
シノギが始まった。
嗚呼、捕まっちゃったね。
他人事ながら、察するに余りある。
運転手さん、この悔しさ、決して忘れちゃいけないよ。
せめて、子孫七代ぐらいはなんとやら・・・。
でもね。
物陰に隠れたつもりでも、さらにそれを監視しながら仕事をしている釣り師が一人、ここにいることを彼等は気付いているだろうか。
そんな慎ましい釣り師は、紙パックの焼酎乙類。
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