長野県警ってのァ 神かなんかですか。

SFM

2018年05月24日 19:50

今回のお題は、長野県警に採用されているイメージキャラクターである。

画像とプロフィール文は、長野県警のホームページから原文のまま引用したものである。

引用にあたっては、県民の共有財産である点を踏まえ、この取り組みを高く評価してのことであるから、県警広報部門各位におかれては、ぜひとも大目に見て頂きたいところである。

なにより弊ブログ、どう逆立ちしたところで商業収入などは得られるワケがないのであるよ。

長野県警のホームページはこちら。
 https://www.pref.nagano.lg.jp/police/keisatsusho/chuo/character/index.html


さて、本題である。

この架空の警察官たちは長野中央署に勤務していることになっている。




中央署のおにいさん
•名前:穂苅士朗(ほかりしろう)
•年齢:26歳
•好きな食べ物:肉、えごまのクッキー
•苦手な食べ物:虫系
•趣味:スキー、映画鑑賞
•特技:海外ドラマのワンシーンを細かく再現
•手塚さんへ一言:「俺の引き出しの中にあるお菓子の種類、何で全部知ってるんですか。そしてさりげなく最近流行のお菓子を追加していくのアナタですね?」





中央署のおじさん
•名前:手塚衛(てづかまもる)
•年齢:42歳
•好きな食べ物:小布施の栗菓子、野沢菜のおやき
•苦手な食べ物:辛いモノ
•趣味:旅行、料理
•特技:最近はそば打ちに凝っていて、なかなかの腕前
•穂苅さんへ一言:「僕の水筒の味見を毎日したがるのはやめてください。言ってくだされば別に作ってきますのに(笑)」


さらに、「ふたりのお仕事ぶり」という4コマ漫画が90章(2018年5月1日現在)にわたって展開されている。

要するに、見れば見るほど理想的なお巡りさんなのである。


ところが、実在の「中央署員のお仕事ぶり」はこれである。
これが長野県警の正体なのではないだろうか。



前述の「ふたりのお仕事ぶり」には、「日々、物陰に隠れて取り締まりに精を出しています。」などとは、一言も書かれていなかったのであるが。

取り締まりが悪いと言っているのではない。
ゴキブリのように物陰に隠れるということが問題なのである。

しかもだネ、取締りの場所と時間帯が僕の思惑通りなのであるよ。

せっかくの取締まりに水を差すようで悪いが。
幾多の釣り場で培った見聞色の覇気で、少し先の未来が僕には見えてしまう。
わざわざ捕まって差し上げる選択肢など僕には無い。
そもそも、物陰にこそこそと隠れるような木っ端警官ごときに手こずっているようでは、とてもじゃないが深山幽谷の源流王に僕はなれない。
はっきり言って役者が違うのである。

自分さえ捕まらなければいいかと言えば、そういうワケでもない。
そうなる前に、僕が覇王色の覇気で一帯の運転手諸氏を、ほんの軽く震撼させておいたのであるが、これは間違いか?
中央署の諸君。

実在の中央署員たちはこう言う・・・。

「なんだか今日は儲からねぇなぁ・・・。」
「もうやめだ、店仕舞だ。」




一方、「中央署のおにいさん」と「中央署のおじさん」はこう言う・・・。

手塚さんの一言。
「数えるべきなのは、まず反則金の額よりも、守るべき人の数じゃございませんか。」

穂刈さんの一言。
「長野県警って、神かなんかですか。」





ちなみにこのイメージキャラクターが発表されたのは2013年であるが、その翌年に、県警本部警備1課の金庫内に保管されていた86万円の公金が無くなっちゃって、同課は盗まれた疑いが強いとして中央署に被害届を出している。

要するに、警察が警察に盗人の捜査を依頼しちゃったのである。

ところで、あれからずいぶん経つけれど、犯人は捕まったのかネ?


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