仕事中の温泉
連日猛暑が続くのに一滴の夕立も降らない。
年を追うごとに酷くなる暴力的な暑さと局地的豪雨は、どうにも人災のように僕には思えてしまう。
回ってきたツケ。
納めてこなかった年貢。
それはさておき。
などと言っている場合ではないのだけれど、僕にとって無くてはならないのがこの温泉である。
実に身勝手な言い分ではあるけれど、楽しいばかりが釣りじゃない。
ときに苦しくもある。
このお湯に何度救われたことだろうか。
平日の昼下がりに仕事を抜け出して。
たまには。
嗚呼。
何も言えない。
アブラゼミには静粛に願いたいところであるが、僕は仕事をサボって風呂に入る釣り師である。
そうそう偉そうなことを言えた筋合いではない。
この季節。
度数高めはありがたい。
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