釣り師の歴史探訪 第七弾 髻山城跡
髻山には芽吹きの頃になると春蘭やカタクリが咲く。
地元では大層親しまれている里山のようである。
山頂。
トレッキングコース愛護会のおっさんたちが、冬の間は仕舞っておいた、パノラマ写真を出力加工したアルミ製の面板を支柱に取り付ける作業を始めたところである。
写真を撮って掲載するぐらいしか能が無い釣り師としては、頼まれたわけではないけれど、率先して作業を手伝わなければならない。
年配者が立ち働いている時に、素知らぬ顔でボーッと突っ立っているようでは人間失格である。
知恵が出せない釣り師としては、せめて汗ぐらいは出すのが物事の筋というものである。
山頂近くに湧水。
これが出始めると嬉しく思えるのは毎年のお約束。
師が仕立てた鮭の腹身の和え物。
気付かない程度にほんのり利かせた辛みが僕にはどこか嬉しい。
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