人知れずWDシューズを補修する

SFM

2019年05月29日 19:56

綻びというものは小さなうちに補修するに越したことはない。
人生に通じるものがありはしないか。
気付いた時にはもう遅い。

せめて靴底ぐらいは。




毎度のことながら不細工な仕上がりである。
まあいい。
人生の谷底に耐え得る強度があればよろしい。
どのみち人様に足元を見られるわけではない。
寧ろ、迂闊に釣り姿を見られるようでは岩魚釣り師としては不適格である。


ついでに言うと。
靴に限ったことではないけれど、僕の風貌はアウトドア業界のアパレル部門が繰り出すお洒落な面影などは微塵も無い。
人前に出すのは如何なものか。


さて、WDシューズというものはそうそう頻繁に手入れをしなくてはならないものだろうか。

大方の靴はさほど酷使に耐えるように出来ていなくて、どれをとってもそのあたりの大差は無いと僕は思う。

唯一、登山靴の製造元で作っている沢靴はそうそう壊れることはないから源流行に頼りになる。


年毎に怪しくなる足取り。
けれど、今更ながら溪ぐらいしか出掛けて行くところが僕には無い。

せめて靴底ぐらいは。




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