こう見えても天然記念物
現代社会では一部の人に対して天然記念物呼ばわりをする向きがあるようだけれど、世知辛い人間関係を最も不得手とする岩魚釣り師などは頗る適任であると自負したいところである。
めまぐるしく移り変わるこの時代。
あえなく取り残されてしまった岩魚釣り師は手厚い保護を享受した試しが無い。
世間の風は正直者には冷たいのである。
さて。
うっかり路上に出てきてしまったニホンヤマネ。
カタチの上では天然記念物として保護されていることになっている。
背中の黒い一本線が特徴。
夜行性である。
パン屑を食べたら満足したのだろうか。
寝ちゃった。
かわいいもんでしょ。
天然記念物とは言っても保護には限度というものがある。
現実問題として、誰かにうっかり踏まれたり、車に轢かれたりしたら。
おしまいであるよ。
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