最強クラスの台風 被災地の光景
台風19号に被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
一夜明けて。
未明まで鳴り続いた避難速報。
場合によっては避難が必要になる。
タイミングを見極めなければならない。
実情はどうであろうか。
夜明けを待って高台に登ってみるとこういう事なのである。
自宅に戻ると間もなく停電である。
このラジオが唯一の情報源になる。
さて。
自身の足で歩き、目で見て状況を把握しなければならない。
増水中である。
救助する側も手探りである。
聞けば、未明の段階で避難所は満員になっているそうである。
TV局の取材であるが、被災地は停電であるから、残念ながら僕たちはニュースを見ることが出来ない。
昼前に都市ガスが止まる。
致し方なく熱源をかき集める。
さらに隣町のホームセンターに出向いて買い占めない程度にガスカートリッジを確保。
万一の断水に備えてあるだけの空容器と風呂桶に水を貯める。
午後になって少し水が引け始める。
避難の可能性が少し減ったようであるが、安心してはならない。
冷蔵庫はただの箱になったから、食糧計画としては冷凍食品や生ものから先に片付けなければならない。
乾物やカップ麺は後回しである。
日没。
何かと不便な夜ではあるが、浸水を免れただけでも幸いである。
食べられる時には食べて、休める時には休んでおかなければならない。
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