インフルエンザがやってきた
前回の投稿で、
「冬の寒さはキャスティングの練習をサボる理由にはならない。」
などと大口を叩いておきながら。
結局のところ。
対峙することになったのはインフルエンザA型である。
処方された飲み薬を二粒飲むだけで治療はおしまい。
二日ほどで熱が下がる。
それまでは悪寒に震え、体の節々の痛みに耐える。
要するに、眠っちまうのが一番である。
偉そうなセリフを吐いたところで、釣り師の末期なんてこんなものである。
外出を禁じられ、お粥を啜る日々。
実を言うと、僕はお粥が嫌いではない。
病人のくせに贅沢を言ってはいけないけれど、ソース焼きそばなどよりお粥の方が余程いい。
さて。
僕が部屋に引き籠ってお粥を啜っている頃。
遠くの釣り堀に出掛けて行った男が二人いるようである。
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