釣友たちが蕎麦を打つ
人生の谷底でどうにか生き残っている岩魚釣り師としては、今更ながら人混みなどに出掛ける筋合いはない。
季節外れの大雪であるが、僕は寡黙に蕎麦を手繰るのである。
この日の打ち手は釣友たちである。
KONちゃん。
B場ちゃん。
人様が打った蕎麦を手繰る刹那。
打ち手の心が見て取れる。
敢えて多くを語らないけれど。
そのあたり。
堪能させてもらったのであるよ。
さて。
放歌高吟というものはいずれ収束するものである。
因みに、B場ちゃんか腰かけているのは椅子ではなく、自作の太鼓だそうである。
何でも、民族楽器のような独特な音が出るそうである。
慎ましい釣り師たちの一日。
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