アケビの新芽 釣り師の巣籠り

SFM

2020年04月29日 20:02

下戸の建てたる倉も無しとはよく言ったもので、弊ブログの数少ない読者諸氏におかれては、時節の動向などを窺いつつ、賢明なる家飲みを粛々とこなしておられるに違いない。

そこで。
今回は大サービス。
とっておきのスペシャリテを紹介しちゃうのであるが、アケビの新芽を摘んできて茹でるだけである。


三蜜を避けて裏山を一巡。
マスクを着けずに息をする。

野草の群生地やイノシシのヌタ場の点検。






遅咲きの枝垂れ桜の開花。




道すがら。
プチプチと摘んできたアケビの新芽は珍しくも何とも無いただの蔓である。




聞くところによると。
中越地方では、この芽を摘む作業は女衆に任せて、男はウドを掘れということになっているそうである。
現代社会、女性の活躍は大いに期待したいところであるが、そうそう都合よく芽を摘んでくれる女衆がいるものだろうか。

さらに言うと。
ウドを見れば根っこの白いところまで掘りたくなる気持ちはよくわかるけれど、それをやっちゃうと翌年に出るウドは細くなっちゃうから、地上に出ているところで葉を一枚残して切った方がいいと僕は思う。


茹でるとこの季節らしい柔らかな緑色になる。




ザクザクと適当に切って鉢に盛り、ウズラの卵を落とすだけである。



味付けはだし醤油ということになっているけれど、味の素と醤油でも大丈夫。

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