岩魚釣り師の冬支度

SFM

2020年11月08日 20:13

山里まで降りて来た紅葉。




頗る見事ではあるけれど、そうそう呆けているわけにもいかないのが岩魚釣り師である。

毎年のことながら、実家に赴いて冬用タイヤの履き替えをしなければならないのはこの季節の風物詩。

軽自動車とは言え、3台並べてとなると、それなりに骨が折れる。








まあいい。
老若を問わず、女というものは何かと世話が焼けるものであるらしい。
今更ながら、敢えて多くは語るまい。


ここは寒冷地。
雪が降ってから右往左往しても遅いのであって、泥棒を捕まえてから縄を綯うようでは釣り師としての資質を問われる。


さて。
冷凍された干物は、解凍せずに凍ったまま、弱火で炙った方が美味しいことを知ったのはつい最近。
こんがりと柔らかく仕上がった干物の身を毟る秋の夜長。



冬支度は始まったばかり。
先は長い。

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