逆ギレが怖くて監視ができるか
解禁に心躍る季節。
立場上、渓魚を釣る傍ら、無券をはじめとする違反遊漁者も釣らなければならない。
聞くところによると。
近隣の内水面漁協の監視員各位におかれては、違反者の取り扱いには大層気を遣っておられるそうである。
監視員の高齢化もさることながら。
自身の所業を棚に上げて、逆に食ってかかる違反者がけっこういるらしく、困っちゃうそうである。
まあまあ、そのあたり。
政界、中央省庁、通信業界など、いちいち挙げ始めればキリが無い.
そうは言っても、せいぜい違反者の一人や二人。
速やかにつまみ出せないようでは岩魚釣り師の沽券に拘わる。
幸か不幸かは別として。
僕自身、逆ギレを得意技とする違反者にはまだ出会ったことがない。
いつの日か、めぐり合った暁には、どのような口上を聞かせて頂けるのだろうか。
実は、内心楽しみにしているのである。
もしかしたら。
溪魚を釣るより、違反者を釣る方が面白かったりして。
そのうちに現れないものだろうか。
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