フライフィッシングは快感の連続
休日の朝、少しだけキャスティング。
霜が解ける前のこの時間帯は風が無いから具合がいい。
寒いけれど。
この土地は真冬になるとキャスティングもままならない日が続く。
出来るときにやっておかなければ。
サオがラインの負荷を拾う感触はとても気持ちがいい。
伸ばしたラインの先で掛けた溪魚の重みもやっぱり嬉しい。
快感が次の快感につながる。
そのための芝生の上のキャスティング。
これが釣り場で効いてくる。
溪でサオを振っているだけで満足という声も聞くけれど、フライロッドは溪魚を掛けるための道具だと思う。
飾り物ではない。
やっぱり、魚を掛けなければ意味がないと僕は思う。
多分、家の中ではサオも釣り師も疎ましい存在。
そう思っていればまず間違いない。
要するにどちらも役立たずである。
せめて、釣り場に立ったときぐらいは相応の活躍をしなければならない。
公園の脇のリンゴ畑に日が差してきた。
生産者殿が仕事を始めた。
気が引ける。
そろそろ帰って用事を片付けよう。
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