岩魚を釣らずにマスを釣る

SFM

2024年08月04日 16:28

人類が適応できる限界を超えそうな酷暑の日々。

ほんの一時の愉悦を得るべく日陰を渡り歩く。

朝露なのか、植物が発散する水分なのか、入渓するまでに下半身がびしょびしょになる。
まあいい。どうせ濡れるわけである。





流れる毛鉤の近くが時折キラリと光る。

釣れてくるのはニジマスの稚魚や幼魚たち。








それでも根気よくやっていると、口先の尖ったけっこうなニジマスが混じる。
















これぐらいのニジマスをを1匹釣るためには、稚魚を何匹も釣らなければならない。

やはり、圧倒的多数を占めるのは稚魚たちである。

水面下では、ほんの少数の富裕層と、それを支える多数の貧困層で成り立っており、中間層は不在らしいのである。











因みにであるが、ニジマスは全身全霊で引きまくるから、けっこうクタクタになりがちで、放す前に蘇生させてやらないと流されちゃいそうである。
要するに、世話が焼けるのである。



さて、そろそろお開きである。

実を言うと、夕方には地元の夏祭りに顔を出さなければならないのである。


そうは言っても、この暑さである。
本当にやるつもりだろうかと、僕としては思うわけであるが、一度始めてしまうと、そう簡単にやめられなくなってしまうのは、地域の行事も戦争とよく似ている。

いずれ、誰かが熱中症で搬送でもされた暁には、多少なりとも改善されるかも知れないがね。




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