途方に暮れつつ岩魚を釣る

SFM

2019年09月28日 20:11

間もなく消費増税である。
同時に禁漁である。
僕には溪ぐらいしか行く所が無い。
この先どうやって生きて行けばいいのだろうか。

爪に火を灯す思いではあるが、とりあえず岩魚を釣らなければならない。




さて、この日。
Kaz13さんに習った渓魚の写真撮りを練習するのである。








なんか違うネ。
練習にはもっと岩魚が必要であるが、そうそう都合よくいかないのである。








この溪の将来を担う次世代の岩魚たちと言えば聞こえはいいけれど、はっきり言えば木っ端岩魚である。
そうは言っても自然繁殖の証。
粗末に扱うようでは釣り師失格である。


飽きる頃に白泡や波に絡んで出る。
こんな時、引き際が決められないのが困る。


良くも悪くも記憶に残る一匹。



ここで踏ん切りがつく。



おにぎりや即席めんの税率はしばらく据え置かれるようであるが。




補修を重ねた沢靴。
いずれ新調しなければならない。
釣り師の身に重くのしかかる消費増税。




盛んなる火遊び。
この焚き物はタダであるが。



聞くところによると、大人の火遊びは度が過ぎると高いツケが回ってくるそうである。


物理的には僕に後ろ髪は無いけれど。
少しぐらいは心を残しておいてもいいのではないだろうか。










師の心尽くし。
本物のビールである。



手酌が醸す笑みは少しばかり品が悪い。

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