夏岩魚 激流を制するのは静水

SFM

2020年08月09日 16:56

喉元過ぎれば何とやら。
地獄の如き源流行。

しかも日帰り。


相方のB場ちゃん。
敢えて過酷な領域に挑む中高年。




ここから先は僕の庭先。
まあ、気楽に行こう。








五体満足でこれを終えたら温泉に入ろう。
12時間後の話であるがね。


着いたヨ。





この釣りは目が回るほど忙しい。
求められるのは素早い手返し。







毛鉤が浮かなくなってきても、フロータントを施す暇の方がが惜しいぐらい。
一本の毛鉤は十匹以上の岩魚に化ける。












一匹あたりの岩魚にかける時間を限りなくゼロに近付けても、物理的にゼロになるわけではない。

もどかしいけれど、時間軸の中で釣果は無限ではない。



立ち去り難いのは山々であるが、人に逆らっても時計の針に逆らうわけにはいかない。


人それぞれ、思うところはあるだろうけれど、引き際というものは潔くありたいと常々思うところである。










まあまあ、心を残しておくぐらいはいいのではないだろうか。





激流を制するのは静水。




鈴鹿の王、ごちそうさま。

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