虚空蔵山 村上連珠砦

SFM

2019年02月10日 11:22

天候が安定しないこの日。
東京では大雪の予報。
わざわざ山などに登らなくても良さそうなものだけれど、釣り師は日頃の運動不足のツケを払うのである。

虚空蔵山の登り口はいくつかあるけれど、僕たちが取り付くのは墓地である。
ここは鼠という地名であるが、墓石の陰からネズミ男が登場するわけではない。




陽の当らない斜面を黙々と歩く。
身体中からギシギシと軋む音が聞こえるようである。

この穴はキツツキが穿ったに違いない。




和合城跡。






この日もB場ちゃんが相方になってくれたのである。




振り返って和合城跡を見下ろす。




小雪が舞う尾根歩きが始まる。






高津屋城跡。




次も同じ名前の山城跡。




やれやれ。




虚空蔵山山頂。





比類なき眺望である。
敢えて多くは語るまい。


虚空蔵山城跡。











帰路、膝を庇いながら下山するB場ちゃんである。



どうにか膝は持ちこたえたようであるが、万一の場合はカニのように横歩きをしなければならない。


車に戻り、B場ちゃんが落としてくれるのは暖かいコーヒー。



持つべきものは釣友である。


源泉掛け流しで生き返る。




実に辛かった真冬の一日。
暦の上では春だけれど。



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