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2019年03月22日

釣り師の歴史探訪 第八弾 諏訪の浮城 高島城

諏訪湖という湖はJR中央線沿いにある。
その一方で、中央構造線を司る中心人物のようにも僕には思えてくる。



とりわけ湖畔周辺の地盤は軟弱で、国内でも折り紙つきである。
さらに、支持層が深く、構造物の建設計画に際しては、基礎工事以前に多額の費用が地中に吸い込まれちゃうらしいのである。


そんな諏訪湖畔に築城されたのが高島城である。














現在の天守閣は復元された建物である。
注意して見ると、この天守閣は木造では無く、RC造に塗装を施したのではないかと思う






何年か前に、諏訪湖ではワカサギの大量死が確認されたことがある。
要するに資源が激減したのであるが、地元の漁協関係者の尽力によって、漁獲量が戻ってきたそうである。


この土地では七年毎に御柱祭という盛大な神事がとり行われて、大層賑わうことになっている。
僕は渋滞や人混みが嫌いだから、見物に出向いたことも無く、ニュース番組や新聞の紙面でちらりと見遣る程度なのだけれど、困ったことに、ほぼ毎回と言って差し支え無いほどに死亡事故が発生している。
敢えて多くは語らないけれど、要するにそういうことなのである。


さて、諏訪には真澄という銘柄のお酒を作っている老舗の蔵元があることは、その昔に開高先生が物の本に詳しく書いておられた。
聞くところによると、県内では最も石高が多い酒造所なのだそうである。
以前、僕はこのお酒を小売店で買わずに問屋さんから特別価格で仕入れていたことがある。
長年、晩酌だけは欠かしたことの無かった老父が、医者にお酒を止められる前に好んでいたのが真澄だったからである。

さて、この真澄にはいくつも商品が展開されているけれど、とりわけ冴えるのが最も値段の安い「銀選」である。
そのあたりは、開高先生でも知り得なかった酒類流通業界の不文律。


  


Posted by SFM at 20:52Comments(6)釣り師の日常