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2019年01月30日

シリーズ化決定! 釣り師の歴史探訪 第二弾 毘沙門天本陣 妻女山

故あって、このシリーズを続けることになっちゃったのである。
発言というものは社会的責任を伴うものであるが、時間を掛けてなし崩しにするのが税金泥棒である。
そのあたり、小さじ一杯ほどではあるけれど、責任を全うするのが釣り師というものである。

僕には解説や時代考証は出来ないけれど、写真を撮って画像を掲載するぐらいならどうにかなりはしないか。
とかくこの世は諸行無常。
あとは野となれ山となれ。
要するにそういうことなのである。

前置きはさておき、妻女山の登場である。
道がつけられていて、車で乗り付けることが出来る。












千曲川の対岸に合戦場という地名が残っている。




これは妻女山の対岸にある古戦場跡のブロンズ製のモニュメントである。
このあたりが戦闘のクライマックスであると思われるが、目撃者がいるわけではない。





さて、北信濃に受け継がれ、北信流と呼ばれている地域限定の儀式がある。
聞くところによるとこのあたりで発祥したそうである。

ところで北信流とは何であるか。
剣術の流派のように思えるけれど、その類のものではなくて、酒席が宴たけなわに及んだ頃を見計らって繰り広げられる一幕なのである。

縁あって、何度もその場に居合わせたことがあるけれど、出席者同士の力関係や思惑などが交錯しており、相当に難解である。
僕自身が手順や段取りを理解できていないからうまく説明出来ない。

唯一わかったことは、お肴役に指名される謳い手は、下戸も上戸もひっくるめて一同を震撼させる特殊能力を炸裂させなければならないから、小心者の釣り師としては是非とも指名されないように素早く気配を消さなければならないことぐらいである。

最後の決め台詞はお決まりである。
「あるを尽くして・・。」でなければならない。
要するにそういうことなのである。

近年、この北信流を執り行うにあたっては、水面下で賛否が分かれているようであるが、世代交代や酒席の簡素化によって、将来的に存続する可能性は極めて低いのではないかと僕は思う。


余談であるが。
某社の某社長さまは、年明け程無くしてインフルエンザに感染したのであるが、回復直後にゴルフ場に出向いたところ、流れ球に当たり、顔面を負傷いたしたようである。
釣り師としては、流れ球の一つや二つ、見聞色の覇気で避けられないようでは失格であると言わざるを得ないけれど、ゴルフなどをされる読者諸氏におかれては、細心の注意を払って頂きたいと願うところである。


五臓六腑に染みわたる。
心穏やかに。



あるを尽くして。
  


Posted by SFM at 19:53Comments(4)釣り師の日常

2019年01月28日

そばつゆを作るためにはかえしを仕込まなければならない

思うところ、蕎麦とつゆは車の両輪でなければならない。

男女の仲もこうでなきゃいけないと常々願うところであるが、世の現実はどうであろうか。


さて、真冬の休日。
釣り師は雪で家に閉じ込められて、そばつゆのかえしを仕込むのである。


これを作るための材料費は財布に優しいとはとても言えない。
むしろ、目玉が飛び出るような勢いである。
けれど、肝心なところをケチったばかりに安物買いの銭失いになる事例は、身近なところでいくらでも挙げることができる。

ご聡明な諸氏におかれては、このような事をせずに、蕎麦店に出掛けて行くことをお勧めする。
遥かに安上がりに違いない。














肝心の配合はどうであろうか。
師から伝授された一子相伝の秘術であるからして、口が裂けても口外するわけにいかないのである。
誰に聞かれても。
万一、多額のカネを積まれても。
こればっかりは。
仮に、まつやであれ、翁であれ。

口の堅きこと蛤の如し。
そうでなければ深山幽谷の渓師は務まらない。


完成である。
あとは自然に冷まして、3週間ほど寝かせればよろしい。



これだけあれば2年以上持つけれど、その間、人様には言えない苦労も続く。

いつの日か。
いい蕎麦を打てますように。
  


Posted by SFM at 19:19Comments(0)釣り師の日常

2019年01月24日

給料泥棒 税金泥棒

聞くところによると。
「この会社には給料泥棒がいる。」
世間にはそのような発言をされる事業主がおられるようである。

さらに聞くところによると。
「この会社の経営者は報酬にとどまらず、多機能型の泥棒である。」
そう思っている従業員や経理担当者が世間にはとりわけ大勢おられるようである。

「この国では石を投げれば税金泥棒に当たる。」
こう思っている国民はどれぐらいいるのだろうか。


ちなみに、誰にも気付かれることなく仕事中に温泉に入るなど、極めて高度な技術を備えていても、敢えて多くを語らないのが釣り師である。







このウィスキーはおいしいよ。



  


Posted by SFM at 19:41Comments(0)釣り師の日常

2019年01月21日

特別企画 釣り師の歴史探訪 山本勘助の墓

今回のお題は山本勘助の墓である。

実は先日、葛尾城跡の画像を掲載した折に、太公望さんに約束しちゃったのである。
太公望さんのご投稿におかれては、とりわけ歴史に関する造詣が深く、愛すべき釣り師の姿を展開されること大河ドラマの主人公を凌駕する如し。
日頃から僕は愛読しているのである。

URLはこちら
https://saiougauma.naturum.ne.jp/


さて、山本勘助は甲斐の武田家の武将で、川中島の合戦で討死したことになっていて、豊川市にも同一人物の墓があるようである。
兵法に優れ、武田家の軍師として・・・。

などと、僕ごときが歴史を語るのは忍びない。
ここは客観的見地に基づいて画像のみをお伝えしたいと思う。
実のところ、そうでもしないとすぐにボロが出ちゃう。

千曲川の河川敷にあって、見るのはタダである。

















さて、歩いて行けるほどではないけれど、この近くには温泉が何軒かあって、中でも赤茶色をした濁り湯をお勧めしたいところであるが、お湯の色がタオルに染みて茶色くなるから、捨てても惜しくないようなタオルを使った方がいいと思う。

それから、この辺りではいい長芋がとれることになっている。
お土産にちょうどいいのではないだろうか。

続いて、長芋の風味と食感が際立つ一品。
衣類が斜め後方にちぎれ飛び、その場で悶絶しちゃうようなスペシャリテ。

あることはあるが・・・、僕に作ることはできない。


  


Posted by SFM at 20:07Comments(4)釣り師の日常

2019年01月17日

物陰に隠れる警察官などに捕まるようでは釣り師失格である

新聞記事やTVのニュース番組を見る限りであるが。
警察学校の卒業式では、「住民の安全と地域の治安のために不惜身命の覚悟で職務にあたるべく、警察官の名に恥じぬよう、一層の精進を致します。」などと口々に言っているから、卒業する側もさせる側も、要するにそういうことになっているようである。

実際のところ、警察学校でどういう教育を受けてきたのか知る由もないけれど、卒業後に彼らがあたっている職務はこれである。






見れば、隠れていても隙だらけである。

試しに、気配を消してみたらどうであるか。
要するに石化けである。
ここで相手に存在を悟られるようでは釣り師としての資質を問われる。


瞬時に背後を取り、悠然と写真を撮るなど溪魚を釣るよりも遥かに容易い。

これで住民の安全や地域の治安が守れるのだろうか。
正義を語るには未熟にも程がある。


はっきり言って、この程度の取り締まりで捕まって差し上げるようでは釣り師失格である。

釣り師がいちいち釣られていてはお話にならない。
ゴールド免許が泣きそうである。


  


Posted by SFM at 20:47Comments(2)釣り師の日常

2019年01月13日

Fishing Café

渓流釣り師たちは、毎年の事ながら、長い禁漁期をやり過ごす作業に強制的に従事しなければならない。
何年やっても、岩魚を毛鉤に掛けるよりも格段に骨が折れる仕事であると思うところである。

そんなある日。
ふと、送られてきた釣り雑誌がこのFishing Café。



昨年に、不思議な縁で出会ったO澤さんのご配慮である。
O澤さんには心より感謝を申し上げます。
合掌。

さて。
努めて穏やかなる心でページをめくるためには、手元に蒸留酒がなければならない。



壊れかけの釣り師が、老眼鏡越しに目を通す雑誌というものはこうでなきゃいけない。



雪国の冬は長いけれど。
禁漁期のもどかしさ、これが相殺されていく感覚はどこか嬉しい。




  


Posted by SFM at 15:55Comments(4)釣り師の日常

2019年01月07日

運動不足が止まらない

二ヶ月振りの山歩きは雪の少ない里山。

ごく手軽な五里ヶ峰であるが、体の鈍り具合の容赦無きこと鬼の如し。
なんだか自分でイヤになっちゃう。

生まれつき、スポーツなどの類には甚だ関心が希薄であるから、やってみたいとも思わなければ、他人様がやっているところを観ようと思ったこともない。

それでも山を歩き続けているのは、岩魚を釣るためには山深い渓谷までどうにか身体を運ばなければならないからで、到達出来なくなった時点で渓師脱落なのである。
いつまで持つだろうか。
などと、つい。

不協和音というものは人間関係だけではなくて、時に身体からも聞こえてくるものである。

馴染みの整骨院の先生によると。
運動というものは、時々やってもあまり効き目が無いそうで、毎日欠かさず続けてこそ効果が表れるそうである。
はっきり言って僕には無理である。
ちなみに、健康的な生活が送れる職業は何かと聞いてみたところ、饒舌な先生は何故か黙り込んじゃった。
まあいい。

そんなワケで、何年も単独行を続けてきた僕のような釣り師と一緒に、快く?歩いてくれる奇特な釣友はB場ちゃんである。







山城跡を通過。







なぜか山中に電話ボックス跡。




この季節とは思えない空の色をお伝え出来るだろうか。




山頂。






先月に出掛けた冬季ニジマス釣り場を見下ろしてお昼ご飯。




膝に違和感を抱えた釣り師が二人、そそくさと山を下る。


家に帰ったのは昼下がり。
キャスティングの練習でもと思ったのだけれど、日本海側からの天気の崩れだろうか、風が強くなって、ちらほら舞ってくるものがある。


これではキャスティングは無理であるから、在庫処分に精を出すのは致し方なきことと僕は思う。




二日後あたりに筋肉痛の予感。

どれ、暫し横になろうかね。
  


Posted by SFM at 20:28Comments(6)トレッキング

2019年01月04日

年明け早々のキャスティング練習

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。


さて、年が明けて。
いきなり株価が大幅に下落したようである。

一喜一憂する大衆の心理の裏を抜け目なく暗躍しておられる容赦無き諸氏におかれては、さぞご健勝かと思うところであるが、裏の裏は表であるから、そのあたり、片田舎に暮らす岩魚釣り師には思案の及ばぬところである。

三が日を過ごし、珍しく陽射しが明るいこの日の昼下がり。
B場ちゃんと僕は雪が解けた芝生の上でキャスティングの練習をするのである。




これほどに天気がいい日に昼間から炬燵などにあたっているようでは高いツケが回って来る。
一日の遅れは十日の遅れである。
ホワイトハウスの広大な芝生を独り占めできる手合いにはこのような気苦労は無縁であるが、錆というものは身から出るものである。


などと、偉そうなことを言えば言うほどサオが泣きそうである。

まあいい。
今、これをやるかやらないかで如実に違いが表れるのは釣り場である。
と、思いたい。




僕にとって、今年はB場ちゃんの釣果が楽しみであるよ
実に。




風を避けて淹れる暖かいコーヒーは彼の心尽くし。




西日が照らすほどに寒そうな稜線。




天気をみて、またやろうかね。




季節外れのホタルイカが半額。



  


Posted by SFM at 21:00Comments(2)釣り師の日常