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2017年11月27日

フライフィッシングは快感の連続

休日の朝、少しだけキャスティング。
霜が解ける前のこの時間帯は風が無いから具合がいい。
寒いけれど。


この土地は真冬になるとキャスティングもままならない日が続く。
出来るときにやっておかなければ。




サオがラインの負荷を拾う感触はとても気持ちがいい。

伸ばしたラインの先で掛けた溪魚の重みもやっぱり嬉しい。

快感が次の快感につながる。

そのための芝生の上のキャスティング。
これが釣り場で効いてくる。

溪でサオを振っているだけで満足という声も聞くけれど、フライロッドは溪魚を掛けるための道具だと思う。
飾り物ではない。
やっぱり、魚を掛けなければ意味がないと僕は思う。

多分、家の中ではサオも釣り師も疎ましい存在。
そう思っていればまず間違いない。
要するにどちらも役立たずである。

せめて、釣り場に立ったときぐらいは相応の活躍をしなければならない。

公園の脇のリンゴ畑に日が差してきた。
生産者殿が仕事を始めた。


気が引ける。
そろそろ帰って用事を片付けよう。
  


2017年11月24日

釣り師を集めて蕎麦で釣る

溪魚を釣る毛鉤釣り師たちは、手打ち蕎麦で釣れることがよくわかった。

ざっと見たところ、蕎麦粉の中には傑出したのが3種ある。
北海道のキタワセ、信州の信濃一号、茨城の常陸秋。
彼等は、国内産蕎麦粉の三皇であると僕は思う。


実はこの日、三皇を揃えておくから、好きなだけ打って試食をしなさいという先生のありがたい計らいなのである。


そこに集まって来たのが件の毛鉤釣り師たちである。

まず、蕎麦を打たなければならない。

僕は常陸秋を受け持つことにする。
蕎麦処である信州に居を構える僕が言うのもナンだけれど、この茨城県産の蕎麦粉は実に素晴らしい。
速やかに感服仕らなければならない。

加えて、僕の拙いソバソバの実の能力でも相応の蕎麦になってくれちゃうのである。

さて、蕎麦打ちの核心は木鉢の工程にある。


蕎麦粉の声なき声を聞き取らなければならない。
見聞色の覇気で必要最小限の加水量を見極める。
武装色の覇気で流動化する生地の実体を捉える。






一呼吸おいて、キタワセも打ち上げる。
この蕎麦粉は、年間を通じて常に安定した品質を保つとてもありがたい蕎麦なのである。

もう一人の打ち手はKONちゃん。


この日は釜前をKONちゃんが務める。


彼は蕎麦を打つ時には必ず作務衣に着替える。
2着も持っているそうである。
本人の言によると、何事もカタチから入るのだそうであるが、肝心の本質がおろそかになりはしないか。
などと思わせられるのである。

さて、いただきます。



左から時計回りにASHIちゃん、H田サン、KONちゃん。
4人で12人前の蕎麦をワケ無く食っちまった。


N川サン、美味しかったよ。
今度またやりますからネ。

温泉に入る釣り師たちである。


平和な午後のひとときに見えるけれど、それぞれに腰痛、痛風、膝の軟骨の摩耗などと一家言を持っているのである。
釣り人人生とは、かくも儚く、もの悲しいものであると思う。
  


Posted by SFM at 19:50Comments(2)釣り師の日常

2017年11月21日

バカの一つ覚え

良くも悪くも師走の風物詩である。



僕には見聞色の覇気で数秒先の未来が見える。
バカの一つ覚えのような取締りを何度繰り返しても無駄なのである。

わざわざ捕まってやるほど、僕は暇人ではない。

実は仕事の合間に覗いた鮮魚店で、素晴らしい生サバを見つけちゃったのである。
早く帰ってしめサバを作らなければならない。
僕は忙しいのである。


しめサバが好きで本当に良かった。

これもバカの一つ覚えかも。
  


Posted by SFM at 20:36Comments(0)釣り師の日常

2017年11月19日

「SUGOMORI」の内覧会に出掛けた釣り師

日帰り温浴施設。
要するに温泉である。

近々開業する日帰り温泉なのだけれど、縁があって内覧会にお招き頂いちゃったのである。

開業にあたってのコンセプトは「SUGOMORI」ということになっているそうである。

館内のあちらこちらで造作や納め方などが目を引くから、ついつい足を止めつつ、しげしげと眺めたりする。






さて、浴場。
すげぇ・・・。




この丸太組みや石組みなどを見ると、こんな時代遅れのアナログ男でも、もう少しぐらいはイケやしないかなどと思いたくなる。
いずれ現実に引き戻されるとは知りつつも・・・。

勧められるままに、ついついお昼ご飯までご馳走になってしまった。
厚かましいとは思いつつも、ここは素直にお言葉に甘えるのが大人としての振舞いではないだろうか。



きちんと打たれたきれいな蕎麦。
この旨味は、この季節だけ、新蕎麦から抜け出る、要するにほんの一時だけの持ち味だと思う。

実を言うと、ガラス張りの蕎麦打ち部屋の片隅に置いてあった蕎麦粉を、偶然見ちゃったのである。
これを見過ごすようでは釣り師失格である。
この粉ならまず心配無い。
安心して手繰っていてよろしい。
それぐらいは僕にもわかる。
一応、こんな釣り師でもソバソバの実の能力者である。

珈琲など飲みつつ、これも相当な業物に違いない。


開業したら仲間内の釣り師たちを誘ってあげようかな。

  


Posted by SFM at 13:47Comments(0)釣り師の日常

2017年11月17日

鬼女の山里に小雪が舞う

峠道では、こんな小雪が舞う季節になってしまった。


例によって仕事の合間なのだけれど、このところなぜか忙しい。
本腰を入れて仕事をサボる暇が無い。

この鬼無里というところには昔、紅葉という鬼女が棲みついていたという伝説があって、それがどうにかなっちまって、結局のところ退治されたことになっている。


現代社会にも鬼女の類は随所に見受けられるのではないだろうか。
殊に政界などは、排除したり、秘書に暴行したり、不倫などを致したり、要するに石を投げれば鬼女に当たるほどにゴロゴロ転がっている。

そうは言いつつも、我々の身近なところにも鬼女殿各位は、何食わぬ顔で潜んでいるのだろうと思うのだけれど、そこはあまり波風を立てない方が得策であると僕は思う。

この「歴史的風致形成建造物」のあるお寺が、件の鬼女の菩提寺ということになっている。


聞くところよれば、このお寺には金欲と色欲が漂っているらしいのである。

ときに山村には、絵に描いたよりも現実的なことがしばしば起こる。

要するに、何かにつけて生々しい土地柄なのではないだろうか。

帰りの道中、厚い雲が一瞬切れた。


こんな夜はお湯割りで鍋焼きうどん。

  


Posted by SFM at 19:21Comments(0)釣り師の日常

2017年11月13日

冬用タイヤに履き替える釣り師

今年はさっそく冬用のタイヤに履き替えた。



北信濃は寒冷な土地柄だから、効きの良いスタッドレスタイヤは欠かせない。

そうは言いながら、同じタイヤで14シーズンも過ごしてしまった。
賞味期限を過ぎるにも程がある。
致し方なくタイヤを買った。

聞く所によると、タイヤの類はネットオークションで中古品を見つけるといいらしいのであるが、時代遅れのアナログ男には荷が重い。

ところが釣り師の中には、その筋の熟練者がゴロゴロしているようである。

ここでもKONちゃんが登場して、瞬く間に落札を済ませてしまった。

おまけに、出品先が近くだから引き取りながらドライブに行こうなどと段取りまで整えてくれちゃうのである。

当日、タイヤを引き取って、支払いを済ませたらお昼ご飯の時間になった。


ここは何十年も続く老舗の蕎麦店、僕たちは今日が初めてだけれど。

KONちゃんはつゆの香りを嗅いで成分の分析をしているようである。


蕎麦が出てきた。


良くも悪くも素朴で庶民的な蕎麦だと思う。

風呂上がりのKONちゃん。


このところすっかり日が短くなった。
明るいうちに帰ろう。
お酒を嗜むのは一日を生きたケジメでもある。


ここからは蒸留酒の時間なのだけれど、家人がドーナツを買って帰宅した。
僕にも一つ割り当てられてしまった。


さて、どうしたもんじゃろうか。

途方にくれつつ、「ああドーナツ!! うましドーナツ!! 穴までうましドーナツ・・・!!」
などと呟き、大口を開けて食べなければならないのだろうか。
弱ったね。
  


Posted by SFM at 19:25Comments(0)釣り師の日常

2017年11月09日

警察官は地域住民を食い物にする

この警察官は物陰に隠れているくせに、かなり近寄って写真を撮っても気付かないようである。


隠れることの他にはさして能が無さそうである。

あまり世間様に胸を張れることじゃないけれど、僕は深山幽谷の岩魚釣り師である。
見聞色の覇気は相応の水準に達している。
少し先の未来を見ることぐらい造作もない。
この程度の取締りで捕まるようでは釣り師失格である。

この日、捕まっていた軽トラックの運転者は愛すべき地元のおっさんに違いない。
写真ではわかりにくいけれど、警察官の手元には青キップが見える。


キップを切ることは上手いけれど、他にはさして能が無さそうである。

前にも書いたことだけれど、警察官は地域住民を食い物にしているのである。

ざっと見たところ、この警察官たちはまだ二十歳台と思われる。
若いうちから他人を食い物にする商売を覚えてしまった彼らは、将来どんな人間になるのだろうか。

親の顔が見てみたい。

いやいや、むしろ生業とはいえ、こそこそと物陰に隠れて通行人にたかりをかける息子の姿を見た時の親御さんの心情は察するに余りある。

此奴等、実の親にもこのような仕打ちをするのだろうか。


親不孝が過ぎるとロクな死に方をしないよ。
多分。
  


Posted by SFM at 20:35Comments(0)釣り師の日常

2017年11月06日

キノコを採りながら里山を歩く釣り師たち

晩秋のこの日、釣友のKONちゃんのお誘い。
キノコなどを採りつつ、里山を歩くのだそうである。

今、彼の足腰は脆い。
初夏にネマガリダケを採りまくった挙句、持病の腰痛を拗らせて、足に痛みや痺れが絶えないそうであるが、この日はロキソニンなどという痛み止めを服用しつつ、上目遣いにキノコを物色するらしいのである。

さて、見つけてしまった。
ヒラタケに違いない。


さも自慢げに道具を取り出すKONちゃんである。


振り出しの釣り竿の先に鎌の刃先を取り付けてある。
これで切り飛ばしたキノコを相棒がランディングネットで受けるのである。


この表情をご覧いただきたい。
相当な自信作に違いない。


彼は思い付くと即座に行動に移す。
僕はよくよく効果とリスクを検証してから導入を決めればよろしい。
適切に改良を加えるのであるが。

ムキタケ。


ナメコ。


お昼ご飯はヒラタケを入れたうどん。
これだけで今年はキノコへの未練はきれいに消える。


締めは温泉。


「アチィ・・・!」とか。
「マジィ・・・?」とか。
「気持ちイィ・・・!」とか。
賑やかな男である。

まあいいか。


  


Posted by SFM at 20:37Comments(0)トレッキング

2017年11月04日

戸隠山に登って蕎麦を手繰る

奥社の脇から尾根筋に取り付いて。


鎖場なども早々にこなして。


ここで登場するのが世に悪名高い蟻の戸渡りである。
今回は善男善女の群れで渋滞している。



写真では様子が伝えにくいと思う。
逆方向から。


少し上から。


さらに上から。
要するにこういうことなのである。


落ちればその場で死ぬのだけれど、要するに落ちなければいいのである。
ここで落ちて死ぬようでは岩魚釣り師としての資質を問われる。

八方睨からの高妻山。


西岳と本院岳、左に槍穂、右に後立山。


あとはギザギザの稜線を歩いて牧場側に下ればよろしい。


時折、白馬三山などを眺めつつ。


高妻山のこの形はいかがだろうか。


実を言うと、僕が始めて登った山がこの戸隠山である。
巷で問題視されている典型的な中高年登山者である。
しかも初心者の単独行。
難所越えより、一介の釣師がこんな所に来ていいのだろうかという不安感を鳩尾のあたりにもやもやと抱えたまま稜線を歩いて牧場側に下山したのだけれど、今になれば懐かしい。

この山は手力雄命が放り投げた岩戸の岩塊。
岩戸隠れという神話ではそういうことになっている。
架空の人物とはいえ、他に山を投げつけるような奴は、さしあたり週刊少年ジャンプに登場する白ひげ海賊団の三番隊隊長ぐらいではないだろうか。
さらに、その上をいくところでは、隕石やガレキなどを自在に落下させる御仁なども現れる。

いずれにしても、力技は彼らに任せておけばよろしい。

僕としては、天鈿女命あたりが舞うところなどを眺めていた方がいいと思うのだけれど、どなたかやって頂くわけにはいきませんかネ。

一不動から沢筋を下るとちょうど昼時。
ここに一軒の良心的な蕎麦店がある。


この戸隠というところは前後左右、どっちを向いても素晴らしく商魂がしたたかな土地柄であるから、小心者の岩魚釣り師などはつい、たじたじになっちまうのだけれど、この店に限っては心安く暖簾をくぐり、蕎麦を手繰ることができるのである。



人様が打った蕎麦を手繰るのはいつ以来だろうか。
一応、こんな釣り師でも・・・、拙いながらソバソバの実の能力者である。

今回の温泉は少し遠回りだけれど県境を越える。


甘くないレモンの缶酎ハイ。


ビターレモンと書いてある。
すべからく度数は高めでなければならない。
  


Posted by SFM at 19:54Comments(0)トレッキング

2017年11月02日

警察官は本来こうでなきゃいけないのだが・・・。

実に珍しい光景である。
警察官が街頭で交通安全の啓発をしているのである。


地域住民も協力しているようである。

住民自治協議会のおっさんたち。
まことにご苦労様です。

警察官というものは本来こうでなきゃいけない。
やれば出来るのである。


愚直に、粘り強く、交通安全の尊さを訴え続けなければならない。
結果は自ずとついてくる。
近道は無い。

ところが彼らは、この手の仕事に対する継続性に欠けていると言い切ってよろしい。
儲からない仕事はやりたがらないようである。

次の日には手のひらを返すように、物陰に隠れて手慣れた商売を再開するのではないだろうか。
そうに違いない。

せっかくのイメージアップ作戦が逆に仇になるヨ。







  


Posted by SFM at 19:07Comments(0)釣り師の日常