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2017年10月30日

台風続きの週末・福引でビールが当たっちゃった

この週末もまた台風が来てしまった。
そんな時、釣友のN川さんが電話をくれた。
彼の職場で催し物をやっているらしい。
雨が降っているけれど出掛けてみようかな。
久しぶりに顔を見たいし。

現地に着くとN川さん、早速「福引をどうぞ」などとおっしゃる。
勧められるままにぐるりと回すと赤い玉が出た。


要するに缶ビールが1ケース当たっちゃったのである。
なんだか出来過ぎではないだろうか。

帰り道、ほんの一瞬だけ雨が上がって視界が開けた。
我が麗しの志賀高原に雨雲がまとわりつく。





この日、N川さんは休日出勤だけれど僕は温泉に浸かる。
少しだけ、心が痛む。



N川さん、ありがとね。

  


Posted by SFM at 20:42Comments(0)釣り師の日常

2017年10月26日

警察の収入源を断て

これは速度違反の取締りの感知器である。


見聞色の覇気で少し先の未来が見えていれば問題ない。
僕はしがない岩魚釣り師ではあるけれど、この程度で捕まえられると思われては心外である。

しげしげと観察などをしていると、感知器の担当者が藪の中から這い出してくる。
「どうされましたか。道路に出られると危ないですよ。」
「何も心配しなさんな。こんなところで轢かれるほど僕は間抜けじゃない。
そもそも心にも無いことを言うもんじゃない。日頃はそんな親切なことを言った試しが無いんじゃないのかね。」
「・・・・・・。」
内心では商売の邪魔だと思っているに違いない。

これは藪に紛れて違反者を停止させる担当者の頭部である。


次々と堤防道路下に客を連れ込んで切符を切っている。


此奴等、盛り場で風俗店の客引きなどをやらせたらプロ顔負けの商売をするに違いない。
ポン引きよりもタチが悪い。
要するに路上の蛆である。

警察官にとって交通違反の反則金納付者はお得意さんである。


そこで、ほんのさわり程度ではあるけれど、反則金の統計などを調べてみた。

総務省が開示している交通安全対策特別交付金制度の概要では、平成28年度の歳入予定額のうち、交通反則者納金は645億7千万円ということになっている。


ちなみにこれは反則金だけの水揚げで、重度の違反による罰金を含めるとさらに上乗せになる。

余談であるが、反則金は特別会計として扱われ、交通安全対策特別交付金など、使途が限られることになっているそうである。
一方、罰金は一般会計とされ、カネに色はないということになる。
警察官の給与や賞与、議員報酬、政務活動費などにも罰金の一部が流れていることになる。
もっとも、どちらも一皮剥いて見ればなにがどう使われているか知れたもんじゃない。

さて、反則金である。
キリのいいところで、1件あたりの違反者の客単価を1万円と仮定して見積ってみると、凡そ646万人の運転者に違反をして捕まって頂かないと彼らにとって収支の帳尻が合わなくなるのである。

警察庁の統計によると、平成28年度の全国の運転免許証の所有者は8220万人ということになっているそうであるから、年間13人に1人は交通違反で捕まって頂かなくてはならない。

手っ取り早く言うと、埼玉県、千葉県に加え、富山県、石川県、福井県、合わせて五つの県の運転免許所有者が年に一度、全員捕まる数値にほぼ相当する。

あるいは、全国からどなたも等しく抽選で13年に一度は捕まって差し上げなければならない。
ペーパードライバーや高齢の免許所有者なども考慮すると、さらに高い確率で貧乏くじを引き当ててあげなければならないことになる。

反則金を納めてくださる違反者がいてくれないと彼らは困るのである。
違反者は大歓迎なのである。
いなければ作り出さなければならない。
なりふりなど構っていられないらしいのである。

要するに何処の誰がご親切な納付者になるかが問題なのである。
はっきり言って、そんな事に付き合ってやる筋合いなどさらさら無いのではないだろうか。

国内最大手の自動車メーカーは何年間も法人税を免れていた。
無資格者に検査をさせて自動車を出荷していた大手メーカーもある。
組織ぐるみで不正を行っている大手企業は数知れない。

それでも弱者から搾り取ろうとするのである。

我々は隙を見せたり、弱みを抱えてはいけないのである。

極力、運転に気を付けて捕まらないように努める。
これに尽きるのである。

彼らの収入源を断てばよい。

本末転倒であるが、違反者が減少して困るのは警察官自身なのである。


我々運転者の願いは無事故・無違反であるけれど、本来それを推進しなければならない警察官が最大の抵抗勢力になっているのではないだろうか。

  


Posted by SFM at 19:07Comments(2)釣り師の日常

2017年10月24日

純米吟醸をエイヒレの揚げ物で

僕のような素人が偉そうなことを言えた義理ではないけれど、玉村本店のお酒はどれもとてもよく出来ているから、初めて手に取った銘柄でもまず心配ない。

僕のアルコール人生の圧倒的過半数は、蒸留酒で占められているのだけれど、醸造酒の中にも腕利きがいて、少数ながら存在感を示している。

今回のお題はこの純米吟醸。
このお酒を作るためには、金紋錦という酒米を作るところから始めるのだそうである。

僕としては肴を見繕うところから始めなければならない。
栓を開けて飲むだけなら誰にでも出来る。
けれど、それでは飲み手失格である。



秘伝の下味をつけたエイヒレをさらりと揚げる。
相手のお酒が何であれ、こいつはまず対等に渡り合う。
このエイヒレは誰もが等しくつまんで良いものだろうか。
いやいや。
深く言及しないけれど、この一品は人を選ぶ。


春菊のおひたしの苦みがこのお酒の覇気を冴えさせる。
実によくキレる。

ついついもう一品。
しめサバの握りであるが、体裁の悪い不細工な握りになっちまった。
発想はよかったのだけれど、素人が思いつきで握れるほど寿司屋の技術が甘いものじゃないことがよくわかった。
このお酒を本職の握りでやったらさぞかしということもよくわかった。

僕はこの純米吟醸と寿司屋に対して秘かに恥じなければならない。

さて、おでんが出来た。
こいつで締めよう。
柔らかく煮えた大根を発掘しなければ。



  


Posted by SFM at 19:54Comments(2)釣り師の日常

2017年10月20日

「だます方も悪いけれど、だまされる方はもっと悪い」

金沢市での街頭演説で江田憲司サン。

政界では「だます方も悪いけれど、だまされる方はもっと悪い」と言われているんですよ。

これは小池サンと前原サンとの関係について言及したことらしいが、この一節は実にわかりやすい。

政界では「選挙の度にだます政権も悪いけれど、だまされる国民の方はもっと悪い。」と思われているんですよ。
こう言っているように聞こえてしまった。

「毛鉤を巻いた安倍サンも悪いけれど、喜んで食いついた有権者の方はもっと悪い。」のである。

加えて気の毒なことに、ダビング材に隠された鉤の軸には何が巻きつけられているか知れたもんじゃない。
さしずめ、島崎サンや田代サンあたりは立つ瀬がないのではないだろうか。


毛鉤釣り師も悪いけれど、溪魚はもっと悪い・・・?。

いつか罰が当たるヨ。



  


Posted by SFM at 21:15Comments(2)釣り師の日常

2017年10月19日

北信濃の生酒と信州サーモン

少し肌寒く思える季節。
焼酎のお湯割りや燗酒などが即座に思い浮かぶのだけれど、そこは敢えて冷えた生酒をやってみるとこれが殊のほか冴える。

この生酒は北信濃にある玉村本店という酒造所の縁喜という銘柄である。
僕などは飲み手としては少しばかり役不足ではないだろうか。


信州サーモンの腹身の和え物などと一緒にやりはじめるのであるが、この岩魚釣り師は日頃から自堕落であるにも拘わらず、なぜか素早く居ずまいを正さなくてはならない。
加えて、寡黙になる。
要するに黙らせられる。
この生酒には少しばかり心憎いところがある。

新蕎麦を手打ちで締めながら、ついついもう一口。


この未練がましさ。
なんとかならないものかね。
  


Posted by SFM at 19:07Comments(2)釣り師の日常

2017年10月15日

秋のサンマとキャスティング

秋雨前線のおかげで、週末の天気はよろしくない。
こんな時はあまり出歩かない方が得策だと思う。

手近なところでキャスティングを確かめることにしよう。
わざわざこの時期にとも思うのだけれど、やはり来年に備えておきたい。
あと数年ぐらいは源流行が出来そうな気がする。
余程のことが起きなければ。

9番のロングベリーラインと11番のシューティングヘッド。


普段の釣りを考えれば呆れるほど大袈裟な道具立てである。
そこは仕方がない。
僕に釣れるのはせいぜい尺岩魚ぐらいだけれど、これをやっておけば釣りがいくらか楽になる。
キャスティングの技術はカネでは買えない。

今年、新物のサンマは超高級魚。
雲の上の魚になっちまった。

そんな時に一匹90円(税別)のサンマを見つけちゃったのである。


手早く酢締めに仕立てつつ、芋焼酎で秋の夜長。
  


2017年10月10日

白馬岳山頂・岩魚釣り師がブログ初登場

三年振りの白馬岳。
禁漁になると釣り師は運動不足になりがちである。
雪が降る前に北アルプスぐらいは歩いておいた方がいいのではないだろうか。

白馬尻を過ぎると大雪渓に出る。


この雪渓は東の横綱クラスなのだけれど、この時期にはすっかり痩せ衰えて見る影もない。

致し方無くガレ場を歩くことになる。
雪渓歩きは右岸から左岸に横切るだけである。

このあたりから時々振り返ってみたくなる。

高妻山と乙妻山。


良い山ではあるが、此奴等に効果的なのは力技だけである。

さらに高度を上げると頚城山塊。
三役揃い踏み。


四阿山と浅間山。


杓子岳の北側の岩稜。


稜線に近くなると杓子岳と白馬鑓ヶ岳がそれらしく見えてくる。


立山と劔。


山頂直下。



さて、これがブログ初登場の岩魚釣り師である。
自称、老眼鏡がないと釣りができないフライフィッシャーということになっている。
手先や足先は掲載したことがあるけれど、全身の画像はこれが初めてである。
少々照れる。


白馬鑓の先に鹿島槍。


富山湾。


黒部ダム。


白山まで見えちゃった。


さあ、下山。



速やかに温泉に入らなければならない。

さて、この日の核心はこの先にある。
段取りは整った。
極上の地ビールと手製のしめサバの和え物であるが、ざっと見渡したところほぼ無敵である。


瞬時に成仏。
この刹那が無ければ、登山などというものはただの酔狂ではないだろうか。

  


Posted by SFM at 19:20Comments(2)トレッキング

2017年10月05日

こんな警察官たちに、私たちは負けるわけにいかない。

はじめに申し上げるのだけれど、僕は安全運転を心がけている。
捕まったわけではない。

要するに、姑息な交通違反の取り締まりなどに、決して捕まってはならないというのが今回のお話。

少し前にも書いたことだけれど、秋風が吹き始めたこの頃では取締りの節度の無さが目に余る。

この日、路上の300メートル以内にこれだけの個体が潜んでいたのである。







警察官の本業は物陰に隠れることではなく、街頭に立って安全で円滑な交通のための指導のはずである。
子供たちに訊かれたら小学校のセンセイはそう答えると思う。

ところが、物陰に隠れる輩は腐るほどいるけれど、街頭で安全指導をしている警察官をついぞ見かけたことがない。

隠れて見ていて通行人に難癖をつける。

その昔、街道筋や峠道に巣食っていた山賊や追いはぎの所業である。
要するに略奪行為である。

隠れ方も実に上手い。
プロ並みである。(失礼、プロだったね。)

ヤクザのシノギや特殊詐欺と同じ次元であると言い切ってよろしいかと思うが、白昼堂々と地方公務員がやってのけるあたり、始末の悪さでは群を抜く。

地域の治安を司る一方、路上で追いはぎまでやっちまうのである。

理不尽な取締りからは何も生まれない。こんな警察官たちに私たちは捕まるわけにいかない。

  


Posted by SFM at 18:36Comments(4)釣り師の日常

2017年10月02日

禁漁になったら新蕎麦の季節

さて、初物。

新蕎麦の粉を頂いちゃったのである。
催促したわけじゃないけれど、岩魚釣り師と手打ち蕎麦との絡み合いに造詣が深い御仁からのご厚意である。

有難く頂戴した。

これは北海道のキタワセという蕎麦粉。

僕は蕎麦屋でもなければ製粉業者でもない。
ただの素人であるが、このキタワセという品種の蕎麦はとても品質が高く、生産量も安定していることになっている。
総じてとても良い蕎麦粉なのである。

最小限の加水で限界すれすれを探り当てる。
有無を言わさず生地に仕立てる。
求められるのは覇気である。



僕が打つのは二八。
生粉打ちができないわけじゃないけれど、正直なところ僕にはおいしく思えない。
やっぱり太打ちの二八がいい。

さてさて。



師走が近くなるともう少し旨みが出るけれど、新蕎麦特有のこの香りを僕は好きだ。

冷酒との相性は・・・。

いちいち野暮なことを言いなさんなと怒られるかも。

  


Posted by SFM at 18:21Comments(0)釣り師の日常