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2019年03月25日

畑を耕しキャスティング練習 女湯の内情はどうであろうか

さて、この日。
世知辛い世の中を半世紀以上も生きてしまった釣り師が生まれて初めて農機具を使って畑を耕すのである。



ここは義母の家庭菜園。
実はこの年明けに連れ合いが他界して、農機具の使い方がわからないから僕に声がかかっちゃったのである。
ここでも男手は僕しかいないらしいのである。
そうは言っても、長年釣りに明け暮れた釣り師はまともに畑仕事をやったことが無い。
林道走行のためのオフロードバイクの運転はけっこう得意だけれど、農機具に関してはエンジンのかけ方からして知らないほどの無知の塊である。
壊しちゃったらどうしよう。


そこで、B場ちゃんに登場願うのである。
彼は技術屋であるから、機械には造詣が深い。
加えて、仕事の傍ら先祖から代々受け継いだ田畑で作物を作っている。
これほどの適材適所があるだろうか。

素直に教えを乞うたところ、快く?出掛けて来てくれるあたり、人生万事、持つべきものは釣友なのである。


さて。
エンジンを掛ける前に、燃料コックのところに溜まったゴミを取り除くところから始めるのだそうである。



なるほど。


手本を示し、僕に指導するB場ちゃんである。




これが僕の初体験である。



わかっていることと出来ることは違うのである。
そのあたり、どこか釣りに通じるものがあるのではないだろうか。



農作業を終えた後は人知れず時間を割いてキャスティング練習。




釣り師というものは対外的には言い訳の名人ではあるが、これをサボると釣り場でツケを払う羽目になる。

技術的な向上など、そうそう望めないことはわかっちゃいるけれど、どうにか衰退ぐらいは食い止めたいと願うのである。



最後は湯屋である。



こんな機会は滅多に無い。
貸切り状態の男湯。



そんな湯舟でつまらぬ考え事など野暮の極みである。




言うまでもなく木製間仕切りの向こう側は女湯である。

どのような世界が繰り広げられているのだろうか。

この程度の間仕切りなど、物理的に乗り越えられなければ岩魚釣り師としては不適格であるが、それをやってしまうと人間としては失格である。

こんな時、透明人間になりたいと願う男の心情はいかがであろうか。

まあいい。
試しに見聞色の覇気で探ってみる。

小学校低学年の女の子が一人。
母親とそのグループ、三十代前半あたりが三人。
五十代後半あたりが一人。
気配から察するに、そんなところだろうか。



度数高めで水分補給。



どれどれ、少し横になろうかね。
  


Posted by SFM at 20:13Comments(0)釣り師の日常

2019年03月22日

釣り師の歴史探訪 第八弾 諏訪の浮城 高島城

諏訪湖という湖はJR中央線沿いにある。
その一方で、中央構造線を司る中心人物のようにも僕には思えてくる。



とりわけ湖畔周辺の地盤は軟弱で、国内でも折り紙つきである。
さらに、支持層が深く、構造物の建設計画に際しては、基礎工事以前に多額の費用が地中に吸い込まれちゃうらしいのである。


そんな諏訪湖畔に築城されたのが高島城である。














現在の天守閣は復元された建物である。
注意して見ると、この天守閣は木造では無く、RC造に塗装を施したのではないかと思う






何年か前に、諏訪湖ではワカサギの大量死が確認されたことがある。
要するに資源が激減したのであるが、地元の漁協関係者の尽力によって、漁獲量が戻ってきたそうである。


この土地では七年毎に御柱祭という盛大な神事がとり行われて、大層賑わうことになっている。
僕は渋滞や人混みが嫌いだから、見物に出向いたことも無く、ニュース番組や新聞の紙面でちらりと見遣る程度なのだけれど、困ったことに、ほぼ毎回と言って差し支え無いほどに死亡事故が発生している。
敢えて多くは語らないけれど、要するにそういうことなのである。


さて、諏訪には真澄という銘柄のお酒を作っている老舗の蔵元があることは、その昔に開高先生が物の本に詳しく書いておられた。
聞くところによると、県内では最も石高が多い酒造所なのだそうである。
以前、僕はこのお酒を小売店で買わずに問屋さんから特別価格で仕入れていたことがある。
長年、晩酌だけは欠かしたことの無かった老父が、医者にお酒を止められる前に好んでいたのが真澄だったからである。

さて、この真澄にはいくつも商品が展開されているけれど、とりわけ冴えるのが最も値段の安い「銀選」である。
そのあたりは、開高先生でも知り得なかった酒類流通業界の不文律。


  


Posted by SFM at 20:52Comments(6)釣り師の日常

2019年03月17日

釣りに行かずにタイヤの履き替え

毎年のことながら、タイヤ交換の季節である。

我が家でも実家でも、男手は僕しかいないから、老母、姪、娘の軽自動車を3台分、僕がタイヤの交換しなければならないのは毎年のことである。



老母は致し方無いけれど。
姪と娘に関しては、タイヤ交換如き、顎を一つしゃくれば速やか作業を開始する好都合な男友達ぐらい、見繕うことは出来ないものだろうかと思うところではあるが、敢えて多くを語らないのも毎年のことである。



さて、解禁の声が聞こえ始めるこの季節。

そわそわするのが釣り師の性分ではあるけれど、そこは慌てず騒がず。
もう少しの間、僕はキャスティングの練習をするのである。



本番の釣りよりも、キャスティング練習の回数の方が多い気がするけれど、僕の技術を思えば致し方の無いところである。

あわてる乞食はもらいが少ない。

などと、そんなこじつけを自身に言い聞かせるのも毎年の事であるよ。





  


Posted by SFM at 19:51Comments(0)釣り師の日常

2019年03月13日

釣り師の歴史探訪 第七弾 髻山城跡

髻山には芽吹きの頃になると春蘭やカタクリが咲く。

地元では大層親しまれている里山のようである。


山頂。




トレッキングコース愛護会のおっさんたちが、冬の間は仕舞っておいた、パノラマ写真を出力加工したアルミ製の面板を支柱に取り付ける作業を始めたところである。




写真を撮って掲載するぐらいしか能が無い釣り師としては、頼まれたわけではないけれど、率先して作業を手伝わなければならない。

年配者が立ち働いている時に、素知らぬ顔でボーッと突っ立っているようでは人間失格である。



知恵が出せない釣り師としては、せめて汗ぐらいは出すのが物事の筋というものである。









山頂近くに湧水。






これが出始めると嬉しく思えるのは毎年のお約束。






師が仕立てた鮭の腹身の和え物。
気付かない程度にほんのり利かせた辛みが僕にはどこか嬉しい。



  


Posted by SFM at 21:07Comments(2)釣り師の日常

2019年03月10日

常陸秋そばという蕎麦粉

茨城県産の常陸秋そばという品種をご存知だろうか。

要するに、一級品だと僕は思う。

ここは信州。
泣く子も黙る蕎麦処ではあるけれど、それを踏まえても、揺るぎない実力を思わせる蕎麦粉である。

真打ちとはこういうものではないだろうか。

香りがどうとか、旨味がどうとか、いちいち能書きを並べ立てる筋合いは無い。
ただ蕎麦を楽しめばよろしい。





僕にしては珍しく細打ち仕立て。




もう少し腕がついていけば良いのだけれど。

こればっかりは。


  


Posted by SFM at 19:08Comments(0)釣り師の日常

2019年03月06日

釣り師の歴史探訪 第六弾 替佐城跡


千曲川沿いの里山にある替佐城跡。
訪ねる人はそうそういないようである。
かくいう僕も長年素通りしていた山城跡なのである。

相も変わらず、不勉強な釣り師ゆえ、お伝えできるのは画像だけである。










なぜかこの辺りの山城跡では、説明文に甲斐のあの人と越後のこの人が必ず登場することになっているようである。




好評の椎茸栽培キットは初回の収穫を終えたところであるが、とてもよく出来ていて、一ヶ月ほど休ませてから一日水に浸けると、もう一度収穫できることになっているそうである。





五臓六腑に染みわたるラムーのおでん。



これが無いと、生きていけない。
どうにもこうにも。
  


Posted by SFM at 20:10Comments(2)釣り師の日常