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2021年10月24日

新蕎麦 打っちまった

禁漁から半月。
手持ち無沙汰に過ごす日々。

ここで新蕎麦の登場。

これが出ちゃったらイヤでも打たなければならないのがソバソバの実の能力者の辛いところである。




とことん地道な作業ゆえ、飽きやすい性格の持ち主には不適格と言わざるを得ない。

蕎麦好きの諸氏におかれては、自ら打とうなどと考えずに、蕎麦食いに徹することを僕は勧める。


手が悴む厳冬期。

新酒が出来る頃に蕎麦はもっと旨くなる。

寒さに打ち震えつつ、冷水で締めた蕎麦を手繰ってごらんなさいな。





  


Posted by SFM at 20:35Comments(2)釣り師の日常

2021年10月14日

なぜ山に登るかって? ビールを飲むために決まってるじゃねーか

やって来たのは妙高山。



健全な登山者精神を持ち合わせていない岩魚釣り師が一般登山客に混じり、不自然ながらも笑顔を作り、努めて気さくな挨拶などを交わしつつ、てくてくと登ってきたわけである。


南峰。




北峰。




どちらの大混雑も予想外であるが、登っちゃったものは仕方がない。



火打山を肴にこれをやるために僕はここに来た。




ここは手放しでヒャッハーといきたいところであるが、その一方で心中穏やかならぬ事情を僕は抱えちゃったのである。



山頂に到達する寸前、ものの見事に靴のゴム底が剥がれちゃったのである。
けれど、これを理由に下山できませんでしたでは通らないのが世間というものである。

夕方には実家の用事、さらに夜は隣近所の区費と組費を集めなければならない。

致し方なくゴム底を毟り取って下山にかかる。




強制的に靴は軽量化されるとしても、下山途中でゴム無しの靴底が擦り切れて、むき出しになった足の裏から血を流しながら帰るのはイヤである。

致し方なく足の裏に武装色の覇気を纏う。
さらに慎重かつ速やかに足を運ばなくてはならない。

本来、靴底というものは背負うものではないのであるが。

まあいい、ほぼ予定どおりに下山。



昼下がりの混浴露天風呂。




湯上り。

専ら人目を避けて谷底で蠢く岩魚釣り師ながら、ついつい浄化されちゃう瞬間。






雪が来る前にどこかでもう一回ぐらいやろうかね。



  


Posted by SFM at 12:47Comments(2)トレッキング

2021年10月09日

沢靴の寿命 釣り師の寿命

ここ数年、これまで滑ることが無かった足元が何故か滑ることがあって、その頻度は確実に増えているように思える。

その時々の状況次第かもしれないけれど、釣り師の足の裏は水温や水質などの環境変化を感じちゃうのである。


聞く所によると、高齢者が寝たきりになる原因の8割以上が転倒や躓きによるそうである。

そのあたり、物理的に躓く以前に人間的に躓いているとすれば論外ではあるが。


いずれにせよ、ヒヤリハットは今後の危険予知に生かさなければならない。



さて、酷使に耐えた沢靴は今期の禁漁を以って引退である。







僕の引退もそう遠いことではなさそうであるが、もう一足を履き潰すぐらいは持つのではないかと思いたい。



今期に買い足したものはテーパーリーダーと僅かな鉤だけである。

来期に沢靴を奮発するぐらいはいいのではないだろうか。


それでも、フライフィッシングほど安上がりな釣りは無いと僕は思う。

物欲から解脱することが条件であるがね。





  


Posted by SFM at 17:32Comments(2)釣り師の日常