2024年04月29日
初老の釣り師たちが釣りに行く
新緑の頃。
還暦を間近に控えた三人の釣り師が覚束ない足取りで入渓する。
高齢化に抗えず、次々と脱落していった釣友たちを横目に、どうにか溪に降り立つことが出来たのがこの面子なのである。

溪の水面に山桜の花びらが浮かぶ。
岩魚たちの魚体は回復に向かっているようだけれど、そこはかとなく水中から感じられる違和感。
我々は歓迎されていないようであるが。
まあいい。






型はさておき、B場ちゃんの釣果は底固い。


ASHIちゃんはこの日、ハーディーのスマグラーにエーベルの限定カラーを携えて登場したわけであるが。

そんなASHIちゃんがB場ちゃんの指導を受ける。
要するに、先輩と後輩の立場が逆転する。

サオがしなってよかったネ。
これぐらいの型が揃ってくれると釣り甲斐が出て来るのであるが。





大半はこのような小岩魚。
辛抱強く掛け続けなくてはならないのである。



ヒキガエルの繁殖期。

この時期で既に水温は11℃。
今年も季節が早い。
恐らく活性のピークはほんの一瞬。
落ちたら痛いヨ。

帰りに温泉に寄ろう。

還暦を間近に控えた三人の釣り師が覚束ない足取りで入渓する。
高齢化に抗えず、次々と脱落していった釣友たちを横目に、どうにか溪に降り立つことが出来たのがこの面子なのである。
溪の水面に山桜の花びらが浮かぶ。
岩魚たちの魚体は回復に向かっているようだけれど、そこはかとなく水中から感じられる違和感。
我々は歓迎されていないようであるが。
まあいい。
型はさておき、B場ちゃんの釣果は底固い。
ASHIちゃんはこの日、ハーディーのスマグラーにエーベルの限定カラーを携えて登場したわけであるが。
そんなASHIちゃんがB場ちゃんの指導を受ける。
要するに、先輩と後輩の立場が逆転する。
サオがしなってよかったネ。
これぐらいの型が揃ってくれると釣り甲斐が出て来るのであるが。
大半はこのような小岩魚。
辛抱強く掛け続けなくてはならないのである。
ヒキガエルの繁殖期。
この時期で既に水温は11℃。
今年も季節が早い。
恐らく活性のピークはほんの一瞬。
落ちたら痛いヨ。
帰りに温泉に寄ろう。
2024年04月21日
わかっちゃいたけど 食いが浅い
この溪はB場ちゃんが殊更に執着する釣り場である。
けれど残念なことに、この日の彼は仕事らしい。
そのようなわけで、僕は一人で入渓するのである。
一冬越した溪は所々で形が変わり、渓魚の付き場も少しずつ変わる。
この時期にありがちな食いの浅さ。
しかも型はいまいちである。




僕は同じところで粘る釣りは嫌いなのであるが、そうしなければ釣れないのだから仕方がない。




そんな時、ゆらりと出て来た大岩魚が毛鉤を食った。
目測だけれど、控えめにみても余裕の尺上。
結論から言うと合わせ切れである。
キリキリ舞いをしながら沈んで行った大岩魚。
いずれ、B場ちゃんが釣り上げるような予感。
敢えて多くは語るまい。

多少なりとも型が出たのは昼過ぎあたり。





年を追うごとに足腰の衰えを思い知らされる。
けっこう疲れた。



帰りの道中もあることだし、今回はこれぐらいで勘弁しておいてやる。

けれど残念なことに、この日の彼は仕事らしい。
そのようなわけで、僕は一人で入渓するのである。
一冬越した溪は所々で形が変わり、渓魚の付き場も少しずつ変わる。
この時期にありがちな食いの浅さ。
しかも型はいまいちである。
僕は同じところで粘る釣りは嫌いなのであるが、そうしなければ釣れないのだから仕方がない。
そんな時、ゆらりと出て来た大岩魚が毛鉤を食った。
目測だけれど、控えめにみても余裕の尺上。
結論から言うと合わせ切れである。
キリキリ舞いをしながら沈んで行った大岩魚。
いずれ、B場ちゃんが釣り上げるような予感。
敢えて多くは語るまい。
多少なりとも型が出たのは昼過ぎあたり。
年を追うごとに足腰の衰えを思い知らされる。
けっこう疲れた。
帰りの道中もあることだし、今回はこれぐらいで勘弁しておいてやる。
2024年04月07日
雪を漕いで 痩せ岩魚
巷では黄砂が舞い、花粉が飛び、桜が咲く。
要するに、春なのである。
早春の溪。
深い雪の上に立って、長竿を伸ばして深みにエサを沈める提灯釣りを、僕はけっこう好きだったりする。
雪の固さは均一ではないから、つい足元を踏み抜いて、胸のあたりまで埋まったり、這い出したりするのもこの季節の風物詩。

いい年をした毛鉤釣り師が、イクラやミミズで岩魚を掛けようってんだから、この日は楽勝といきたかったのであるが、思いのほか食いが渋い。
要するに大幅に予定が狂う。
諦めかけた頃に釣れてきた岩魚。

曲がりなりにも尺はあったけれど、まだ痩せているネ。

雪の上を徘徊しつつ、溪の活性を感じ取る。
まあ、あと二週間くらい経ったら、毛鉤が打てるかもしれないヨ。

要するに、春なのである。
早春の溪。
深い雪の上に立って、長竿を伸ばして深みにエサを沈める提灯釣りを、僕はけっこう好きだったりする。
雪の固さは均一ではないから、つい足元を踏み抜いて、胸のあたりまで埋まったり、這い出したりするのもこの季節の風物詩。
いい年をした毛鉤釣り師が、イクラやミミズで岩魚を掛けようってんだから、この日は楽勝といきたかったのであるが、思いのほか食いが渋い。
要するに大幅に予定が狂う。
諦めかけた頃に釣れてきた岩魚。
曲がりなりにも尺はあったけれど、まだ痩せているネ。
雪の上を徘徊しつつ、溪の活性を感じ取る。
まあ、あと二週間くらい経ったら、毛鉤が打てるかもしれないヨ。