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2023年04月25日

冴えない釣り師の冴えない釣果

里の桜は早々と散り、山桜も早々と咲く。

因みにであるが、姥桜というものはどのような咲き方をするのであろうか。
あれやこれやの現代社会。
全国津々浦々では様々な状況において、その類の花が咲いていることと思われるが僕はその分野には滅法疎い。
敢えて多くは語るまい。


姥桜はさておき、肝心なことは山桜が咲いた沢筋である。




季節がどうにかなっちゃったような夏日から一転して肌寒い風が吹く。

前日にここを釣り上がったB場ちゃんからのメールによると、どうにか二桁に乗せてはみたものの、型に恵まれず、労多くして功少なしとでも言いたげな様子が見て取れる。

つ抜けておいてこの言い草である。
いずれ、この男には釣り師としての謙虚な心構えというものを説いてやらねばならない。

などと思いつつ、初心に帰って釣り始めてみるものの。






僕の釣果がつ抜けに達しなかったのはお察しのとおりである。








良型が出ている時はこのサイズの渓魚たちは出たくても出られないに違いない。
そんな日柄なのである。







晴れてはいても風が冷たい。
盛大に火を熾して寒さ凌ぐ。




お昼ご飯は税込み288円である。




釣行の食料はなるべくコンビニを避け、スーパーで買うようにして釣行費用を節約しなければならない。

因みに煙草は一箱540円である。




GWが明けたあたり、大きな波が来そうな予感。











  


2023年04月09日

岩魚を釣るのも楽じゃない

統一地方選挙投票日の前日。
速やかなる期日前投票を済ませた岩魚釣り師は渓に降り立つ。
物事には節操というものが肝心であるが、有権者は然るべき筋にどのような審判を下すのであろうか。

小雨が降る肌寒い日柄。
上流から吹き下ろす風が冷たい。

渓魚が底に貼りつく典型的な展開である。
けれど、それを理由に釣れませんでしたでは済まされないのが釣り師の辛い立場である。


致し方なく、あれこれと手を尽くしつつ、地道に小魚を拾い歩く。









B場ちゃんは自称晴れ男であるが、この日の天候。
物事に例外は付き物である。



この男、このような時に限って僕の目の前で尺岩魚を釣り上げる癖がある。






まあいい。
釣りというものは日頃の地道な努力が報われるようである。

僕はどっちつかずの釣果を重ねる。








小雨がみぞれに変わる。

火を熾してはみるものの、指先の感覚が凍れ、身体が言うことを聞かなくなって漸く踏ん切りがつく。



早く湯舟に浸かりたい。


死ぬほど寒かったけれど、やっぱり今年の盛期は短そうであるね。