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2021年11月28日

山漁

山漁という題の本が僕の手元にある。

釣りの紀行文や読み物ではなく、山釣りや職漁に関わる記録書の類だと思う。




初版は凡そ三十年ぐらい前らしい。
今ほどIT環境や交通網も整っていなかった時代に各地を釣り歩き、これほど多岐にわたる情報を収集した著者はどんな釣り師だったのだろうか。
タジタジになっちゃう。




けっこう難しそうな書き方をしているから取り付きにくいかもしれないけれど、内容自体はごくシンプル。

これを読めば忽ち釣果が上がるというわけではないだろうけれど、知っていると知らないとでは大違い。
概ねそのような事が書かれていると僕は思う。


釣友であるサオ狩りのH田サンが貸してくれた本である。
僕が買ったわけではない。



因みに定価は5000円である。
敢えて多くは語るまい。



さて、たまには身体に負荷を掛けなければならない。
手近な里山でも歩こうと思っていたところ、一夜明けてみると雪が積もっちまった。



こんな日に山を歩くのは無理ではないけれど僕はイヤである。


この積雪は熱い中華そばを食いに行く理由としては十分である。





運動不足は蓄積される一方であるがね。




  


Posted by SFM at 20:09Comments(2)釣り師の日常

2021年11月14日

賞味期限切れの釣り師たち

我が釣友たちが等しく直面しているのが高齢化である。

足の痺れ、腰痛、膝の軟骨の磨耗、痛風、いちいち数え始めたらキリがない。

ほんの撫でた程度の釣行にも拘わらず、一週間以上も日常生活に支障が出たなどと聞けば、釣り場に立たせるのは酷である。
僕はそこまで鬼ではない。

けれど、この時代にクルマ横付けで溪魚が釣れるような都合の良い場所がそうそうあるわけもなく、釣り場に介護制度はない。

要するに、山岳渓流に限っては、彼らの釣り師人生はほぼ閉じられちゃったわけである。

精力的に買い集めた釣り具を弄んだり、孫と戯れて元々細い眼をさらに細めたりして、残された時間を穏やかに過ごすことを願うところである。

そうは言っても、遅かれ早かれ僕自身もそうなるわけである。

「子供叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの。」
「来た道 行く道 二人旅 これから通る今日の道 通り直しの出来ぬ道。」

前置きが長くなったけれど。
自身の老後そっちのけで、親の世代の介護問題に身を削る前途多難な世代。

そんな釣り師たちのささやかな宴である。




湯上りに、旨い料理と地酒が沁みる秋の夜長。









宴たけなわの頃合い。
H田サンが持ち出してきた竹竿。



このH田サンという御仁には、会うたびに違ったサオを見せつけられる。
一体どれだけのサオを抱え込んでいるのだろうか。



このところ、KONちゃんの放歌高吟は極めて長時間に及ぶ。



敢えて口には出さないけれど、隣地境界点で50~60デシベルを超えると騒音規制法や環境基準法などに抵触するのではないだろうか。


一方、他愛なく寝入ってしまったB場ちゃん。
日頃の疲れだろうか。




北信濃の冬は長い。

辛い季節が始まるネ。

年が明けたらまたやろうや。

お湯はいつでも湧いている。
  


Posted by SFM at 18:00Comments(2)釣り師の日常

2021年11月07日

死ぬほど旨い中華そばを喰ったことはあるかネ?

中華そば中盛り。税込み700円



ラーメンの類は世に数多あるけれど、誤魔化そうとすれば忽ち見抜かれるのが中華そばだと僕は思う。

どう逆立ちしても出来ない仕事に対しては、快く対価を支払う用意が僕にはある。

増税前は600円だったのであるがネ。


週末。
群衆が紅葉を求めて中山間地に集結する。

釣り師にとって、紅葉よりも気掛かりなのはラインのループ。



これはこれで、そう誤魔化しは効かなそうであるよ。
  


Posted by SFM at 19:57Comments(2)釣り師の日常