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2020年06月08日

兵どもが夢の跡

ハルゼミが泣き始めるとお膳立てが整ったことになっている。
にも関わらず、奥歯に物が挟まったような出方をする岩魚たち。



聞けば。
前日。
B場ちゃんが入渓してみるとまさかの先客。
結局、日没近くまで粘りまくっちゃったらしいのである。

沢筋の痕跡から察するところ。
いずれも小足の釣り師が熾烈な鬩ぎ合いを繰り広げたに違いない。
イノシシの群れも加わって乱痴気騒ぎ。
漁場というより戦場である。

そもそもここはクマの巣である。
ツキノワグマの成獣が徘徊などをしてくれると先客に頭を痛めなくて済むのであるが、このところ彼らは出没を自粛しているのだろうか。


さて。
早朝の入渓。
火を熾して露払い。





蹂躙を耐え忍んだ岩魚たちは頗る不機嫌であるが、掛かったときの引きはけっこう強い。











自然に流しても見向きもしなかったけれど、鼻先を叩いたら反射喰い。




この日の良型。




取るに足らない木っ端岩魚であるが、氷河期の遺伝子そのものである。



世代交代の証。
粗末にしては罰が当たる。



ここでお開き。



初夏の木漏れ日は強い。
全身が緑色になっちゃいそうな錯覚。