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2022年02月23日

毛鉤を巻いたのはワケがある

僕に限って言えば、毛鉤を作製するための机は、年間を通じての稼働日数が極めて少ない。
はっきり言って無駄の極みである。

いずれ、道具一式を誰かに譲渡した上で、毛鉤の作製を委託した方がいいのではないかと思わなくもないけれど、周囲には信頼できる委託先の心当たりもなく、どこか人任せにできないところもあって、わかっていながら無駄の垂れ流しを続けざるを得ないのである。





それでも渋々とバイスに向かったのは、試してみたいパターンが思い浮かんじゃったわけで、曲がりなりにも形にしておきたかったからである。

お見せすることはできないけれど、このような毛鉤が良いか悪いかを最終的に決めるのは人間ではなく魚である。
そうは言っても、仮に効果が確認できた暁にはフライフィッシングの概念が根本から変わっちゃうかも知れないのである。
そうなればフライフィッシング関連の業界や従来のフライパターンの考案者の立つ瀬がない。

いずれにせよ、今の時点でこのようなものは誰にも見せるべきではない。
はっきり言えば恥ずかしくて見せられない。

人知れず、下品な笑みを醸すために使いたいと僕は思う。



さて。
先日100円ショップで見つけたピルケースは毛鉤の持ち運びにけっこう具合が良さそうである。

おもむろに、リチャード・ホイットレーをポケットから取り出す瞬間というものは、僕には縁がなさそうである。
  


Posted by SFM at 17:25Comments(2)釣り師の日常