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2024年06月02日

釣れなくなったら店仕舞い

安定しない天候。
その間隙に溪に降り立つ。










良くもなく、悪くもない活性。
要するに、大して釣れるわけではないけれど、そう釣れないわけでもないどっちつかずの日柄である。















さて、そうこうしているうちに、ひんやりとした風が吹き込むこと暫し。
溪に変化が表れる。








水中の気配が庶民の財布の紐のように頑なになり、稚魚や幼魚ばかりが釣れてくる。

いくら釣ってもキリがない。











釣った数なんて、いちいち数えているわけじゃないけれど、10匹以上これが続くと少し考えちゃう。

毛鉤には手間を掛けないタチにしても、何だか勿体なく思えてくる。


仕方がない。
お開きである。

現代社会における異次元の少子化対策はおそらく無駄だろうけれど、水中では人間が手を加えなくても次世代を担う渓魚たちが育っているのである。
その点に関しては、何よりであるがね。



さて。
次の画像は、先日にワケあって居合わせた特殊伐採の作業状況である。




これぐらいになると、極めて高い技術であり、素人が真似をしてはいけない領域である。

そうは言っても、ウソにもハチにも天然魚を釣ろうってんである。

せめて、根性ぐらいは見習うのが釣り師というものではないだろうか。









合掌。