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2021年09月12日

釣りへの期待が絶望に変わる

予想外の増水に途方に暮れる釣り師が二人。



天候によるものではなく、ダムの放水によるものである。
犯人は東京電力リニューアブルパワー株式会社である。

因みに、このところ低迷を続けていた東京電力ホールディングス株式会社の株価は、先週後半に大きな動きが見られたようである。
市場関係者によると、自民党総裁選の某候補者による、当面は原発容認の発言に影響されたことになっているそうである。


落ちたら死ぬヨ。




そういうわけであるから、肝心の釣果はお察しのとおり散々である。

そんな一日。





これぐらいの魚体は釣り師に罪悪感を残す。






これでチャラ。
心理的には相殺である。







B場ちゃんの竿がしなったのは後にも先にも一度だけである。





この男は以前に、数を釣るよりも、困難な状況を克服して漸く一匹を釣った方が嬉しいと発言しているのである。
聞いちゃったかと言われれば確かに聞いちゃっているのである。
彼は自身の発言に責任を持つ男である。
最高に嬉しいと思わなければならない。
今こそがその時である。


まあいい。
焚火ぐらいは熾してあげるヨ。




渡らなければ帰れない。
歩いて渡れなければ泳いで渡ればよろしい。




釣友の一人にKONちゃんという男がいるが、このところは釣り場に立つ機会がないようである。
今頃は細い眼をさらに細くして孫と戯れているに違いない。
彼のような男にもこの流れを渡らせてあげたいと願う僕は心底優しい釣り師である。


まあまあ。
岩魚はあまり釣れなかったけれど、無券遊漁者が釣れたじゃないか。




温泉に寄って帰ろうや。