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2020年09月20日

岩魚釣り師のカジカ釣り

あり合わせの手道具を提げてぶらりと出掛ける。
少年時代に親しんだ雑魚釣り。
今、そんな釣りをやってみたいと思いながら、そうもいかないのが現実である。

釣り券、疑似餌、餌、その他諸々。
求められるのは計画性であるが、計画通りにコトが運べば誰も苦労しないのである。

何より、小鮒釣りしかの川というものが無い。
外来魚の類を釣りしかの川では、僕としてはどうにもいただけない。


そこで、かねてから目をつけていたのがカジカである。
この時代、まだ残っているのだろうか。
長年にわたり気に掛けていたところ、少しながら生息している川があるらしいことがわかってきた。
そこで問題になるのが、釣り師同士の情報を額面通りに受け取ってもいいのかということであるが、そのあたりに関しては日頃の信頼関係によるところが大きい。



紆余曲折を経て。
この日。
初めて岩魚釣り師が里川のカジカ釣りに挑む。

実際のところ、カジカはいるのだろうか。
はっきり言って不安である。


いた。
KONちゃんに釣れた。




いた。
僕にも釣れた。



これは嬉しい。
いてくれて実に嬉しい。



餌に使う川虫を採っているときに網に入った指先ほどの木っ端カジカ。



細々ながら、世代交代がされているに違いない。



久しぶりに持ち出したウェーダーの底は剥がれてしまったけれど。
ほんの僅かなカジカではあるけれど。

岩魚釣り師の心は十分に満たされた。









  


Posted by SFM at 19:12Comments(0)他の釣り