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2019年04月11日

釣り師の歴史探訪 第九弾 真田昌幸の墓

頗るきれいに手入れがされた寺の境内。
近く、この枝垂れ桜は品良く咲くに違いない。








檀家各位の経済的負担などに思いを馳せつつ、本堂の裏山にある杉林の日陰に核心がある。



真田昌幸という戦国武将。
このところ、現代社会ではとりわけ根強い支持を得ているようである。
各種媒体の演出効果によるところが大きいのではないだろうか。

知略と策略と謀略の境目は人それぞれだろうけれど、この人のそれは諸国の群集心理を自在に蹂躙しまくって、今はこの寡黙な石塔に収まっていることになっているようである。


毎度のことながら、ずぶの素人が歴史などを扱っているのであるから、多くを語るとボロが出る。

努めて画像のみをお伝えしなければならない。










六文銭は三途の川の渡し賃。



地獄の沙汰もカネ次第とは言うけれど、電子マネーや仮想通貨はもとより、次世代通信技術の類は、僕のような社会的弱者を容赦なく置き去りにするに違いない。


さて。
この土地には、とびきり辛い大根おろしに味噌を溶いたつゆで手繰る太打ちの蕎麦がある。
池波正太郎サンが生前にとりわけ好んだ蕎麦のようで、物の本にとても美味しそうに書かれておられたことも懐かしい。
聞く所によると、この先生は無口の塊で、講演会の対談では司会者のトーク主体で終了まで持たせなければならなかったそうである。


寒の戻りである。
桜の開花は暫しお預け。


  


Posted by SFM at 20:58Comments(2)釣り師の日常