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2019年10月04日

遭難者にも格差がある かもしれない

キノコ採りの季節である。
高山に加えて身近な里山での遭難事故の増加が予想される。

遭難者の格差などと言うと怒られそうだけれど、アルピニストの遭難とキノコ採りの遭難では群集心理として明確な差別化がされていると感じてしまうのはあくまで僕の主観である。


クライミングや冬山などをこなす熟練者を頂点に、一般の登山愛好者は裾野が広い。

地域の観光振興やアウトドア関連業界を大きく支えており、開放的かつ健康的なスポーツであり、質の高い文化として位置づけられている。

例外はあるけれど、山岳遭難に対して概ね世間様は同情的であると思えるのはあくまで僕の主観である。





一方、キノコなどの山菜採りはどうか。

松茸や舞茸の穴場をうっかり漏らす名人がいるだろうか。

どのような拷問にかけられても歯を食いしばって耐え抜くに違いない。
口の堅きこと蛤の如し。

世間様は山菜採り名人の遭難にはどこか冷ややかであると思えるのはあくまで僕の主観である。






国宝級の著名な冒険家がマッキンリーの養分になったのは結果論である。

山菜採りやキノコ採りのおっさんが山中で力尽きるのも結果論である。




さて、禁漁ではあるが。

いつの日か、釣り師が遭難したら。
世間様の目はどうであろうか。

口が軽いようでは釣り師失格であると思うのはあくまで僕の主観であるが。

敢えて多くは語るまい。



  


Posted by SFM at 19:38Comments(0)釣り師の日常