2022年09月12日
文句を言わずに岩魚を釣る
昼下がり。
そそくさと釣って、手早く切り上げて帰ろうと思いながら来てみたところ、思いの他アタリが少なくて予定が大幅に狂っちゃった。


どれも掌に乗るような木っ端岩魚であるが、大方は口の外側や目玉の脇に掛かってくる。
水底から垂直に毛鉤を突き上げて帰って行くところ見ると、水中でも辛い夏が長く続いているらしい。


そのあたり、僕に責任があるとも思えないけれど、「状況を真摯に受け止め、初心に帰り、丁寧に説明を尽くす。」などと、口先だけでも言っておけばこの国ではどうにでもなっちゃうらしいのであるが、釣り師はそれでは済まされないわけで、地道に足元の泉を掘り下げる努力をしなければならない。
まあ、スレであれ何であれ掛かっちまったものは仕方がない。
寡黙に小岩魚を釣ろうと決心した矢先に何故か釣れちゃった良型。
また予定が狂った。


産卵の準備が順調に整いつつあることがよくわかる。
日が短くなってきた。
足元が明るいうちに帰ろう。
咥え煙草で。

よしよし。


そそくさと釣って、手早く切り上げて帰ろうと思いながら来てみたところ、思いの他アタリが少なくて予定が大幅に狂っちゃった。
どれも掌に乗るような木っ端岩魚であるが、大方は口の外側や目玉の脇に掛かってくる。
水底から垂直に毛鉤を突き上げて帰って行くところ見ると、水中でも辛い夏が長く続いているらしい。
そのあたり、僕に責任があるとも思えないけれど、「状況を真摯に受け止め、初心に帰り、丁寧に説明を尽くす。」などと、口先だけでも言っておけばこの国ではどうにでもなっちゃうらしいのであるが、釣り師はそれでは済まされないわけで、地道に足元の泉を掘り下げる努力をしなければならない。
まあ、スレであれ何であれ掛かっちまったものは仕方がない。
寡黙に小岩魚を釣ろうと決心した矢先に何故か釣れちゃった良型。
また予定が狂った。
産卵の準備が順調に整いつつあることがよくわかる。
日が短くなってきた。
足元が明るいうちに帰ろう。
咥え煙草で。
よしよし。