ナチュログ管理画面 フライフィッシング  フライフィッシング 北陸・甲信越 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2022年09月17日

浮かべても沈めても 小魚天国

真夏に上がった水温はなかなか下がってくれない。
出ないわけではないけれど、はっきり言って出方が悪い。

ついでに言うと逆光が眩しい。




仕方なく流芯を叩いて波や白泡に毛鉤を絡ませる。
浮かぶかも知れないし、沈むかも知れない。
所詮は毛鉤。
なるようになればいいのである。

などと、釣りに行くたびに不平不満を垂れ流しているけれど、そう悪気があって言っているわけではなく、持って生まれた性分なのである。
思い通りにならなくても、僕には釣りぐらいしかやることがないのである。


一応は水中の様子を想像してはみるけれど、結局のところ自分自身に都合よく解釈して、釣れたような気がしたらサオを上げてみるという投げやりな釣りである。

そのようないい加減な釣り方でも時には鉤先に魚が付いてくることがある。
そこで釣り師は味を占めちゃうのである。








相変わらず小魚ばかりで釣り応えに欠けるけれど、着実に次世代が育っている証でもある。









このあたりが極めつけである。





時節柄、お腹の中にはけっこうな筋子や白子が蓄えられつつあるに違いない。



>



其処彼処で産卵が近いことを感じさせる水面の気配。








帰路。
つい先刻、ここで殺されたのはカケスに違いない。




何だかいつもより熱いね。