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2017年03月10日

一日の遅れは十日の遅れ。キャスティングの憂鬱

解禁になった川もあるけれど、僕はまだキャスティングの練習をしなければならない。
この状態では、僕はまだ釣り場に立つわけにはいかないのである。

いい時期に、いい場所に行けば、それなりに釣れることはわかっているけれど、そこは志の問題であると思う。

渓では、30cmに満たない小魚を釣るために、芝生の上では、こんな高番手のサオを振らなくてはならないのである。



その苦労が低番手のサオを持ったときに報われると思いたい。
フライフッシャーというものは、実に地味な人間であると思う。

幸い、この日は風がほとんど無い。
わざと悪いループを作って、感覚の違いを確かめたりする。

いくらか戻っては来たようだけれど、抜け切るような気持ち良さがまだ足りない。
この先も、自分のキャスティングに満足できないまま、現役を終わるんじゃないかなどと思ったりもする。
このまま、芝生の上の住人になってしまってはいけない。
一度崩したキャスティングを立て直すことは、つくづく容易ではないと思わせられる。



昼近くになってくると、芝生には子供たちが駆け回り始める。
今日はこれぐらいにしておこう。
お腹も空いたし。