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2017年03月26日

非売品専門蕎麦工房

 「非売品専門蕎麦工房 渓水庵」などと、こういう屋号を書くと、しばしば誤解の種になることがある。
数年前の年賀状に、僕の打った蕎麦の写真を大写しにして発送したら、事情を知らない人から生蕎麦の注文や席の予約が何件も入ってしまった。
たった十数枚の年賀状がDMの効果を発揮してしまったのである。
思わぬところで広告媒体の破壊力を思い知らされる。

「お祝」と書かれた胡蝶蘭が送られて来なくて良かった。

それはそれとして、であるが。
このところ、柄にもなく仕事をし過ぎてしまった
これはよろしくない。
仕事には「ほどほどに」というさじ加減が大切である。
それが、毛鉤釣りを嗜む大人というものだ。

であるから、
今日は家で蕎麦を打って、心を穏やかに過ごすのである。

水回し。
地味な作業であるが、ここが肝心なのである
キャスティングに通じるものがある。。


生地を括る。


延して、たたんで、包丁を入れて蕎麦切りになる。





蕎麦を手繰る時には、卓上に余計なものが無い方がいいと僕は思う。
気の利いた小鉢か漬物程度で十分だ。
幽き蕎麦の香りの邪魔をしてはいけないのである。
蕎麦前の相手には、初物のフキ味噌を任命した。

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Posted by SFM at 16:59Comments(4)釣り師の日常