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2017年07月03日

 キャスティングが覚束ない梅雨時の釣り師・松並木と平日の温泉

先月、Sさん愛用のRPL+を少し振ってみたところ、キャスティングの体を成していなかったので、気休め程度にしかならないにしても、雨の合間をみて少しばかり練習をした。

道具のせいにしてはいけないのだけれど、RPL+はイヤなサオだと思う。
RPLとは全く違う。
自身の欠点ばかりを目の前に並べられたように思える。
「そんなに違わないヨ、弘法筆を選ばずだヨ。」
そんな天の声が聞こえてきそうではあるが。

今が本番なのにこんなことでいいのだろうか。
日々の努力を怠ると僕のような人間になってしまうのである。

さて、久し振りに通った中山道の笠取峠の松並木。
仕事を手早く(効率良く)片付けて、塩名田宿で件の素晴らしい油揚げを買った後の道中である。


若い頃に通った時より、ずいぶん赤松の木が少なくなってしまった。

その昔には峠越えの旅人が、笠を取って見上げたほどに立派な松並木だったことになっているけれど、今は少しばかり痛々しく見える。

道草ついでに静かな温泉場の共同浴場まで足をのばしてみる。
仕事中に浸かる温泉は達成感が違う。

平日ではあるけれど、通りにはまったく人影がない。

番台は留守である。
どうしようか。
常連らしいおっさんに教わって賽銭箱のような木箱に湯銭を入れる。
ちょうど先客が浴室から出るところで、湯船は僕の独り占めになった。


梅雨時だから少し日が差すと蒸してくる。
お寺の境内に木陰を見つけて汗を引かせる。


職場に戻ったらそそくさと仕事を片付けよう。
帰ったら毛鉤を巻こう。

キャスティングの腕を棚に上げておきながら、溪が気になる平日の釣師。
  


Posted by SFM at 20:00Comments(2)釣り師の日常