2017年07月11日
岩魚が笑えば膝も笑う
梅雨の中晴れ、この高地に住む寒冷地仕様の岩魚たちは、今頃になってやっと活性が上がり始める。
雨の合間をみて出掛けることであるから、天気にはよくよく気をつけなければならない。
一度入溪すると、夕方まで帰って来られない地形でもある。
釣りに費やす時間より、行き帰りの歩行時間の方がはるかに長い。
いい歳になって、わざわざそんな所まで・・・。
そうは言っても・・・ちらほらと先が見えてしまった釣り人人生。
要するにそういうことなのである。
この心情、わかって頂けませんかね。
ここまで苦労してやって来ると、釣りがとても忙しい。



そこら中から湧いて出る岩魚のおかげで休む間がない。
この日、この溪ではちょっとした人手不足である。



相談相手は時計の針。
写真を撮るのもなぜかもどかしい。
多分、片手にはいくつか届いていないと思うけれど、僕にしては上出来ではないだろうか。


膝が笑う。
腰が砕ける。
満身創痍。
にもかかわらず、ワサビ漬けなどを肴に昇天する刹那。
少しばかり、品の悪い笑みが漏れていることと思いたい。
早朝の日の出を思い出しつつ・・・。

雨の合間をみて出掛けることであるから、天気にはよくよく気をつけなければならない。
一度入溪すると、夕方まで帰って来られない地形でもある。
釣りに費やす時間より、行き帰りの歩行時間の方がはるかに長い。
いい歳になって、わざわざそんな所まで・・・。
そうは言っても・・・ちらほらと先が見えてしまった釣り人人生。
要するにそういうことなのである。
この心情、わかって頂けませんかね。
ここまで苦労してやって来ると、釣りがとても忙しい。
そこら中から湧いて出る岩魚のおかげで休む間がない。
この日、この溪ではちょっとした人手不足である。
相談相手は時計の針。
写真を撮るのもなぜかもどかしい。
多分、片手にはいくつか届いていないと思うけれど、僕にしては上出来ではないだろうか。
膝が笑う。
腰が砕ける。
満身創痍。
にもかかわらず、ワサビ漬けなどを肴に昇天する刹那。
少しばかり、品の悪い笑みが漏れていることと思いたい。
早朝の日の出を思い出しつつ・・・。