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2019年01月28日

そばつゆを作るためにはかえしを仕込まなければならない

思うところ、蕎麦とつゆは車の両輪でなければならない。

男女の仲もこうでなきゃいけないと常々願うところであるが、世の現実はどうであろうか。


さて、真冬の休日。
釣り師は雪で家に閉じ込められて、そばつゆのかえしを仕込むのである。


これを作るための材料費は財布に優しいとはとても言えない。
むしろ、目玉が飛び出るような勢いである。
けれど、肝心なところをケチったばかりに安物買いの銭失いになる事例は、身近なところでいくらでも挙げることができる。

ご聡明な諸氏におかれては、このような事をせずに、蕎麦店に出掛けて行くことをお勧めする。
遥かに安上がりに違いない。














肝心の配合はどうであろうか。
師から伝授された一子相伝の秘術であるからして、口が裂けても口外するわけにいかないのである。
誰に聞かれても。
万一、多額のカネを積まれても。
こればっかりは。
仮に、まつやであれ、翁であれ。

口の堅きこと蛤の如し。
そうでなければ深山幽谷の渓師は務まらない。


完成である。
あとは自然に冷まして、3週間ほど寝かせればよろしい。



これだけあれば2年以上持つけれど、その間、人様には言えない苦労も続く。

いつの日か。
いい蕎麦を打てますように。
  


Posted by SFM at 19:19Comments(0)釣り師の日常