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2020年11月03日

釣り師が仕立てる新蕎麦の香り

新蕎麦の出荷が始まったのはつい先月。

初物である。




岩魚釣り師は禁漁になるとヒマだから、というワケではないけれど、今回は大盤振る舞い。

新蕎麦が打ち上がるまでの手順を惜しみなく紹介しちゃうのである。


二八であるよ。



さてさて。
水回しは焦らず入念に。



これを確実に終えたら括って捏ねる。
ここで静かなる覇気を込める。

菊練りからへそ出し。






地延し。




角出し。




本延し。




畳み。




包丁。



焦らずに、歩幅を抑えた山歩きのように、六根清浄などと唱えるといいかもしれないヨ。


仕上げは湯あみ。





聞く所によると、今年の蕎麦は豊作で品質も上物。

けれど、外食の需要が今一つ振るわないようで、せっかくの出来の良い蕎麦粉を捌ききれないかもしれないというのが食品の流通業界の見通しのようである。


新蕎麦のかそけき香り。
想像するだけでは勿体無い。

小粋に手繰って下さいな。
  


Posted by SFM at 20:34Comments(2)釣り師の日常