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2021年08月03日

カジカを釣るのは岩魚を釣るより難しい

日が傾き始めた里川。

どうにか日中の酷暑をやり過ごし、エサに使うクロカワムシを捕まえつつも、結局のところ水の温さには幻滅しちゃう。


カジカたちも熱中症に違いない。



漸く釣れた一匹。



後にも先にも釣れたのはこれだけである。


ほんの指先ほどのカジカではあるが僕は心底嬉しい。

この小魚は僕にとって深山幽谷の尺岩魚より貴重であって、要するに川の宝なのである。


内心、首尾よく良型が揃って、つ抜けでもした暁には、炭火を熾して焼き干しなどを作ってみようかという目論見がないわけではないけれど、いつになってもそれは幻想である。

こう見えても、岩魚や山女魚の味覚については多少なりとも心得ているつもりではあるが、カジカの滋味は渓魚たちの数段上を行く。



そうは言ってもこの表情。




掌に乗せたばかりに目が合っちゃったわけである。

これを串に刺すなんて僕には無理である。




まあいい。
釣果はさておき、多少なりとも下半身を濡らして帰れば気が済むのが釣り師の心境。




さて。

東京五輪の開幕以来、TVを観ることもなければラジオを聞くこともないけれど、日常生活には全くもって支障がない。

因みに、この国の首都近郊で湧き起こっているのは歓声であろうか。
あるいは阿鼻叫喚であろうか。
  


Posted by SFM at 20:45Comments(2)他の釣り