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2018年04月16日

折れたフライロッドが甦る

サオが直った。

それなら試し釣りをしなければならない。

折れたフライロッドが甦る

折れたフライロッドが甦る

折れたフライロッドが甦る

これで十分。
数釣りはまだ先でいい。

嘘にもハチにも魚を掛けなければ、試し釣りとは言えない。
ラインを乗せてサオを振るだけなら、ただの試し振りである。
ふと、そんな思いがよぎったのだけれど、人様の前では言わない方がよろしい。
正論というものは、ときに品格を問われる。

この折れたサオであるが。
国産品でもあるし、どうにかなりはしないかと思って、修理の依頼をしてみたのだけれど、型式が古くて製造元でも手の施しようが無かったのである。

それなら仕方が無いと、半ば諦めていたら、ここでもなぜかKONちゃんの出番なのである。

折れたフライロッドが甦る

この男、登場のしかただけは、つい先ごろまで朝の連続テレビ小説に出演していた某人気俳優みたいである。

彼には以外に器用なところがある。
開口一番、「マジィ?」と言うのはお決まりの事だけれど、折れたサオを快く預かってくれて、手持ちの材料で詰め物やら被せ物などをして、どうにかこうにか直してくれたようである。

彼には明るい老後が待っていることと思う。
合掌。

ついでといってはナンだけれど。
今、僕の手元に残っている大半のサオとは、かれこれ20年以上の腐れ縁になってしまった。
どれも古株ばかりである。

けれど、僕は釣具の世代交代は考えていない。
人は歳をとる。
残された現役としての寿命を思えば、先が知れていると思うからだ。
将来への投資を打ち切って、保守管理に方針を移行して久しい。

この釣りを始めてから、早々と物欲から解脱できたのかと言うと、実はそうでもなくて、物事というものは、常に先立つものがあってのことであるから、我が家の暮らし向きを思うにつけ、自粛などを致し、悶々としたことは日常茶飯事であったのだけれど、そんなことも今になれば懐かしい。
うまく言えないけれど、そういうことでもある。

さて。
KONちゃんは下戸下戸の実の能力者である。
僕は致し方なく、一人でサオの快気祝いをしなければならない。

折れたフライロッドが甦る

山間地の桜は今が満開。

折れたフライロッドが甦る



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