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2017年04月27日

両切り煙草・白河以北一山百文・メダカの池

「しんせい」という煙草である。
先年亡くなった知人の親父さんの遺品である。
亡くなる少し前にカートン買いをしてあったのが見つかったそうで、処分するのも忍びないから僕にもお裾分けが回ってきたのである。


この煙草は銭形警部が好んで喫っていることになっている。
折角だから僕も喫ってみることにする。


両切りだから、喫い方に少しコツがいるけれど悪くない。
長年喫い続けた人には、手放せなかった煙草だろうと思わせられる。
お会いしたことはないけれど、人柄が偲ばれるのである。

さて、ここは通りがかりに見つけたメダカの池。


おたまじゃくしとタニシ。



しんせいを愛用していた御仁は、ご飯のおかずにタニシを食べたことがあるのではないだろうか。

この北信濃でもずいぶん前から、メダカもタニシも人工的に保護してやらないと見ることができないようである。

昨日・一昨日のTVニュースや新聞を見て、一昨年に岩菅山に登りながら聴いていたラジオ番組で取り上げられた曲を思い出してしまった。
山形県の「影法師」というアマチュア音楽グループの曲で、「白河以北一山百文」。
軽妙な曲調ではあるけれど、沁みた。

桜の散った公園で、お裾分けの両切り煙草などを喫っている僕のような男が、偉そうな事を言えた義理ではないけれど、この曲はあとから効いてくる。
  


Posted by SFM at 20:15Comments(2)釣り師の日常