2017年04月29日
宝の山・欲の皮の彷徨。
大型連休の初日、宝の山に登ろうと思っていた。
道すがら目線鋭く、抜け目なくお宝を摘みながら歩きたかったのである。
ところが車を降りるとこれである。

さらに日の当たらない斜面は雪だらけだ。
読みを誤った。
考えが甘かった。
僕は水芭蕉などを見に来たわけではない。
お宝を目当てに身支度、食料などを万事怠りなく出掛けてきたのである。
食料といえば、コンビニでは今日から暫くおにぎりが100円である。

この時とばかりに、普段は買えないような高価な具材の入ったおにぎりを選んでしまうあたり、我ながら浅ましく嘆かわしい。
そうは言っても、こうもきれいに咲かれると写真ぐらいは撮ってしまうのが人情というものではないだろうか。
せっかく咲いたのだから、暫く眺めてやらんでもない。

欲に囚われると、人間こうも傲岸不遜になってしまうのだろうか。
ここは速やかに自らを戒めなければならない。
早々と温泉に浸かって気分を変えて別の場所に移動である。

これぐらいになれば摘んでも良いのではないだろうか。

やっぱり少し早かったけれど、これだけあれば十分だ。

さてさて、コシアブラのお浸し。
これをやりたかった。
この緑色を眺めつつ、慎ましくやりたかったのである。

原種岩魚の渓はまだ当分の間、お預けのようである。
道すがら目線鋭く、抜け目なくお宝を摘みながら歩きたかったのである。
ところが車を降りるとこれである。

さらに日の当たらない斜面は雪だらけだ。
読みを誤った。
考えが甘かった。
僕は水芭蕉などを見に来たわけではない。
お宝を目当てに身支度、食料などを万事怠りなく出掛けてきたのである。
食料といえば、コンビニでは今日から暫くおにぎりが100円である。

この時とばかりに、普段は買えないような高価な具材の入ったおにぎりを選んでしまうあたり、我ながら浅ましく嘆かわしい。
そうは言っても、こうもきれいに咲かれると写真ぐらいは撮ってしまうのが人情というものではないだろうか。
せっかく咲いたのだから、暫く眺めてやらんでもない。

欲に囚われると、人間こうも傲岸不遜になってしまうのだろうか。
ここは速やかに自らを戒めなければならない。
早々と温泉に浸かって気分を変えて別の場所に移動である。

これぐらいになれば摘んでも良いのではないだろうか。

やっぱり少し早かったけれど、これだけあれば十分だ。

さてさて、コシアブラのお浸し。
これをやりたかった。
この緑色を眺めつつ、慎ましくやりたかったのである。
原種岩魚の渓はまだ当分の間、お預けのようである。