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2018年10月09日

岩菅山の避難小屋 

岩菅山は立地が良くて、天気がいいと眺めたい山をほとんど眺めることができるのだけれど、この日の山頂は霧雨で何も見えない。



けれど、訳あってこの山に限っては、足を向けて寝たり、悪態をつくことは僕にはできない。


この悪条件は天気予報を鵜呑みにした僕の不徳の致すところである。
他人に責任転嫁をするようでは釣り師失格である。

ここから裏岩菅山への快適な稜線歩きを楽しみにしていたのだけれど、潔く諦めた方が得策である。
そうなると時間はたっぷりとあるから山頂にある避難小屋で暫し過ごすことにする。



僕は遭難者ではないから、ここを避難小屋と呼ぶのは適切ではない。
雨風を凌げる寛ぎの空間なのである。



霧雨は止みそうに無い。
時にはこうして、人知れずボーっと生きていてもいいのではないだろうか。




頃合いを見計って、覚悟が決まったら霧雨に耐えながら来た道を下ればいい。




滅多に無いことだけれど、僕がたまに吐く毒などはこのキノコの足元にとても及ばない。




さて、温泉に入れば大抵のことは丸く収まるものであるが。

やれやれ。
TV番組では、取るに足らない些細なことで架空の人物に激怒させている。
ボーっと生きていることがそれほどいけないことなのだろうか。

どれ。
TVなど消してしまおう。





  


Posted by SFM at 20:37Comments(0)トレッキング