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2019年12月16日

滅茶苦茶な釣り師たちの続編は泥まみれの巻

烏合の衆の如く右往左往したのは先週であるが。
今週も懲りずに集う釣り師たち。
巷ではクリスマスケーキ、おせち料理、恵方巻きなど、血みどろの商戦が繰り広げられることになっているけれど、禁漁期の釣り師は販売戦略の対象外である。
はっきり言って、巷では無用の長物なのである。
ここぐらいしか寄り付く場所がないと思って頂ければよろしいかと思う。


そういうワケで、この日は裏庭の池に堆積した泥の搬出作業である。



この池は大屋根に積もった雪を投げ込んで少しずつ溶かすと具合がいいのであるが、ある時に泥が流れ込んで水を引けなくなっちゃったのである。

狭い場所であるから泥水ポンプなどの搬入はできない。
釣り師の人生は地道にコツコツが肝心であるが、この類の作業はコツコツやっていると寿命が尽きちゃう。
烏合の衆であれ猫の手であれ、頭数が揃ったら勢いに任せてやっちまうのが一番である。


毎度お馴染みのKONちゃんとB場ちゃんである。



些細な事で罵詈雑言や誹謗中傷の応酬を繰り広げるのは日常茶飯事。
見ていると、KONちゃんは釣りの先輩であるけれど、B場ちゃんには一向に頭が上がらないようである。
何か弱みでも握られているのだろうか。
要するに、この二人は仲が良いらしいのである。

そこに先頃還暦を迎えた重鎮、H田サンも加わって泥だらけのどんちゃん騒ぎ。

泥と釣り師の境目は紙一重である。


腰、椎間板、靭帯、膝の軟骨。
それぞれの不協和音もこの時ばかりは立つ瀬が無い。
あとは野となれ山となれ。
泥に足元を取られながら。
一瞬の煌き。
ロウソクが燃え尽きる刹那。



真新しいサオを取り出して熟練のキャステイングを披露するH田サンである。



長年にわたり、精力的に買い集めた高価なグラファイトロッドの在庫は相当な量に達しているに違いない。
いずれ、釣り具の価格が高騰した暁には抜け目無く利食いを企んでいるのだろうか。
察するところ、死ぬまでに使い切れる在庫量ではなさそうである。
しかも魂が入った形跡はない。



これにて一件落着と言いたいところではあるが。



おい、そこの二人。
風呂に入った時ぐらいは体を洗え。


やれやれ。


  


Posted by SFM at 19:45Comments(2)釣り師の日常