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2020年09月17日

秋の夜長はシメサバでいこうぜ

前後左右どこを探しても新サンマというものが無い。
無い袖は振れない。


たまたま見つけたホンサバは税別299円。

塩で殺して酢で締める。



漸く光りモノが冴える季節。
  


Posted by SFM at 22:03Comments(2)釣り師の日常

2020年09月13日

中華そば スープ全部飲んじまった

釣りに行きそびれた休日。

久しぶりに暖簾を潜る中華そば店。





僕は中盛りに決めている。

大盛りや特大もあるけれど、それをやると丼の中が窮屈に思えてしまう。

中盛りだと麵とスープのバランスと言うのだろうか、僕にはそのあたりの具合が丁度いい。




せっかくの中華そば。
スープを全部飲んだっていいじゃないか。






因みに。
来月から税率が変わって、第三のビールが値上がりして、第一のビールが値下がりすることになっているそうである。




富裕層を優遇し、僕のような貧困層を冷遇するのがこの国の税制のようであるが、消費者に向けてせっかくいい商品を作った酒造メーカーの技術者たちの努力が水の泡である。

イカサマ博打場の胴元顔負けの究極の後出しジャンケンである。


この先どうやって生きていけばいいのだろうか。
  


Posted by SFM at 19:38Comments(2)釣り師の日常

2020年09月07日

残り少ない釣り師の人生

禁漁まで一ヶ月。

近いうちに釣りに行こう。
でも、その前に旨いもので一杯やろうじゃないか。

そういうわけで、集う釣り師たちの面子であるが、一応は山岳渓流志向。
一応というところが肝心である。

釣行への意欲は大いに歓迎したいところであるが、腰痛、足の痺れ、膝の軟骨の磨耗、痛風。
その気になって、釣行を阻害する要素を探せばいくらでも出てきちゃうのである。



腐っても山岳渓流。
ピンからキリまであるけれど、そう人にやさしい環境とは言い難い。
クルマ横付けなどは無理である。

物理的に釣り場まで辿りつけるだろうか。
要するに、サオがしなることはあり得るだろうか。

個人差はあるけれど、遅かれ早かれ等しく直面する現実がここにある。

まあいい。


ひと風呂浴びて、極上の料理とお酒を堪能する。













かつては、仏、サオ狩り、旱害、水害、悪食、などと穏やかならぬ二つ名を馳せた渓谷の曲者揃いではあるが、経年劣化が進んだ現在、前述のとおり五体満足とは言い難い。

はっきり言ってしまえば過去の人達であるが、いちいち口に出さなくても知り尽くした気心というものがあって、要するに得難い釣友たちなのである。


雪中貯蔵酒。



どういう風の吹き回しか下戸が覚醒し、己の限界を超える。

やれば出来るじゃねぇか。



上戸も下戸も境目なく、語り合うのは過去の成功体験。


負け惜しみに聞こえるかもしれないけれど、亀の甲より年の功と言わせて頂きたいのであるが。

この分野、なかなか生涯現役というわけにはいかないようであるよ。




放歌高吟が炸裂。



雨降らし男の十八番であるが、幼い孫の目にはどう映るのだろうか。




寝言は寝て言うものであるから、多少の事は大目に見なければならない。

僕は優しいのである。





明日は釣りを休んで、久しぶりに手打ち蕎麦でもやろうかね。
  


Posted by SFM at 19:55Comments(4)釣り師の日常

2020年09月03日

WDシューズの寿命は短い

持って生まれた貧乏性。

釣り具や衣類の物持ちの良さは自身でも呆れちゃう。

ほとんど買い替える必要がないのであるが、そうも言っていられないのが沢靴である。

前述のとおりの貧乏性。
せかせか歩き回る釣りばかりやっているせいか、靴が持たないのは仕方がない。

そんなわけで、沢靴に関しては何足も試さざるを得なかったけれど、最近の沢靴の強度に関してはどれをとってもほぼ同等というのが僕の所感。


何度目の補修だろうか。









まあまあ。
贅沢は言わないから。
禁漁までは持ち堪えてほしいところ。

  


Posted by SFM at 21:39Comments(2)釣り師の日常

2020年08月13日

時にはクジラを食べてもいいじゃないか

ナガスクジラの刺身。
税別230円。





まあまあ。
そう目クジラを立てなさんな。

岩魚釣り師の貧乏暮らし。
もう何年もウナギを食べていないのであるよ。
  


Posted by SFM at 14:06Comments(2)釣り師の日常

2020年07月16日

源流のガイドという商売

世間では数多の山岳ガイドが各地でご活躍のようである。
(今年は様子が違うようであるが。)


一方、聞くところによると。
実際に会ったことはないけれど(会ってしまうようではいけないのであるが)、
沢筋の遡行を売り物に、源流域のガイドを生業として各地を跳梁跋扈している商売人がごく稀にいるようである。




放流魚で成り立っている釣り場にはとやかく言う心算はさらさら無いけれど、源流という領域は観光地ではない。

代々受け継がれている漁場である。

大切な漁場を切り売りしているように思えちゃうのは僕だけだろうか。


いくらお金のためとは言え。
わざわざそんなところまで客を連れ込まなくてもいいじゃないかと僕は思うのであるが。

そのうちに、自分の首を絞めることになると思うよ。


  


Posted by SFM at 22:06Comments(2)釣り師の日常

2020年07月11日

嬉し恥ずかし源流行! の準備の巻

さて。
今月の末には源流行を実施しなければならないのであるが、この溪を知る釣り師たちはそれぞれ引退したり、脱落したり、退場になったり。

そんなワケで単独行を続けて8年。

肉体的、並びに精神的に多大な苦痛を伴う過酷な冒険の釣り旅であるから、とてもとても。
人様にお勧めできるワケがない。


けれど。
今回。
そんなところまで行こうという奇特な御仁が現れたのである。

聞けば。
食糧計画、装備、道具建て。
さらに歩行訓練。
1ミリも抜かりなく準備を進めているようである。

どの道、入渓してしまえば逃げ場はない。
まあ、死ぬようなことはないだろう。


連日の雨。

僕も少し準備をしておこうかね。


ラインの手入れ。




サオの継ぎ手にロウを塗ったり。




沢というところはこれが無きゃいけない。





まだ日にちはあるけれど。
何だかざわめいてきたネ。






  


Posted by SFM at 20:04Comments(2)釣り師の日常

2020年07月06日

釣りに行かない釣り師の休日

どっちつかずの空模様。

釣り場の条件はそう悪くないことは行かなくても薄々わかる。

むしろ、どっちつかずなのは釣り師の心情。


義母のささやかな家庭菜園。
早起きをして年に数回の農作業。




毛鉤の補充。



故あって、人様には毛鉤を巻いておくようにと偉そうに促しておきながら、自身で巻かないようでは釣り師失格である。



近々、多用することになるキャスティングの距離感を確認。





師匠を訪ねてみると、おやきの試作の最中。
蒸し上がったところをつまみ喰い。





この刹那は嵐の前の静けさ。




師匠が秘かに仕立てておいた一品。
ぬか漬け岩魚の炙り。


  


Posted by SFM at 20:40Comments(2)釣り師の日常

2020年06月22日

ネマガリダケを殲滅 源流王の通り道

ネマガリダケは泣く子も黙る高級食材ということになっている。

地方によって、チシマザサとかヒメタケなどと呼ばれているようである。



食品市場の需給バランスというのだろうか。
高級旅館や料亭には目玉が飛び出るような高値で買い取るところもあるそうで、荒稼ぎのチャンスを逃してなるものかと、夜明けを待たずに笹薮に飛び込む煩悩逞しきタケノコ採り師は未来永劫絶えることがない。

さらに、笹薮で方向を失ったタケノコ採り師が自力で帰れなくなって、遭難したり、死んだりするのもこの季節の風物詩である。




さて、そんなネマガリダケであるが。
岩魚釣り師にとっては命を懸けてまで採捕するほどの代物ではない。
むしろ、釣行を妨害する抵抗勢力そのものである。

先達から受け継いだ源流に通じる岩魚の道。
この釣り師のライフラインを絶えず塞ぎにかかるのがネマガリダケである。


要するに、岩魚を釣るためには笹薮を刈らなければならない。

毎年、僕が一人黙々と藪を刈っていたのは、この領域で唯一生き残ってしまった源流王の責任感ゆえであるが、今年は手伝ってくれる相棒がいるのである。


毎度お馴染みのKONちゃんとB場ちゃんである。




ネマガリダケに造詣が深いKONちゃん。
自称ネマガリマスターである。



ついでに言うと、僕はヘソ曲がり釣り師である。



B場ちゃんは堅実に仕事をこなしつつ、実はモクモクの実の能力者でもある。



具合が良い事に、常に煙を吐いているから薮蚊やブヨが寄って来ないのである。
人間蚊取り線香である。


ツキノワグマはタケノコを齧ってくれる有難い住人である。





辛い作業を終えて下山。



お互いにもう年である。
体中が痛いネ。

釣友というものは有難い。


これほどに苦労性の釣りである。
現代社会、若い力は当てにできない。

けれど、僕が現役でいるうちは、この岩魚の道が塞がることはない。

源流王の座。
欲しけりゃ譲ってあげるよ。


  


Posted by SFM at 21:17Comments(2)釣り師の日常

2020年06月18日

フライロッドの生涯保障

生涯保障もいいけれど。

サオよりも早く尽きるのは、釣り師の生涯の方じゃないだろうか。

釣り師の現役寿命は総じて長くはなさそうであるよ。


嗚呼。

もう終わっちゃった。




  


Posted by SFM at 22:07Comments(2)釣り師の日常