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2018年04月19日

蕎麦は眠らない

この日は釣りに出掛けるわけではない。
蕎麦を打ちに出掛けるのである。

偉大なる先達の一時帰国なのである。

急遽、この日。
釣り師が相集って蕎麦を振舞うことになったそうで、打ち手のご指名は僕なのである。
実はKONちゃんの都合がつかなくて、消去法もへったくれもなく、打ち手が僕しかいないらしいのである。
要するに独壇場なのである。

日頃から、仕事をサボることにかけては1ミリも余念の無い僕ではあるが、これまでに享受した多大な恩恵に報いなければならない。

ここはソバソバの実の能力が漲る二八でなければならない。
「もり」や「かけ」では、とてもお話にならないのである。



さて。
毛鉤釣り師流手打ち蕎麦・覇王色の覇気を添えて。
さあ、おあがりよ。





などと、大口を叩いてはみても、僕の心境は複雑である。
人様は気付かないだろうけれど、あれやこれやと、もどかしさ、悩ましさなどが打ち手には見えてしまう。
思えば、蕎麦打ちに手を染めた時点で、僕の不幸は始まっていたのである。
フライフィッシングによく似ている。

この日の蕎麦はどうだっただろうか。

その昔、ダイワ精工のポスターにも、腕はプロ、心はアマでなければならないと書いてあったよ。

O野サン、お元気そうで何より。

S史クン、この日はご苦労さん。
釣り師というものは、常に謙虚でなければならないのであるヨ。



  


Posted by SFM at 20:27Comments(2)釣り師の日常