2018年11月19日
沈めて引く! 千曲川冬季ニジマス釣り場
この日のお題は、先週に道草ついでに立ち寄った千曲川のC&R冬季ニジマス釣り場である。
人目を忍ぶ深山幽谷の渓師としては、本流の釣りには甚だ疎いのだけれど、一度ぐらいはやってみてもいいのではないだろうか。
この日もルアー師が並んでサオを振っているが、僕は一貫して沈めて引くと決めたのである。

とりあえず、手持ちのラインで沈めるには7番のシューティングヘッドからしか持ち合わせが無い。
牛刀をもって鶏を割くように思えるのだけれど、そんな台詞は魚を掛けてから吐くのが筋というものである。
そんなわけで、沈めちゃ引きを繰り返すのだけれど、要するに掠りもしないのである。
放流マスとは言うけれど、僕にはどうにも荷が重い。
この類の釣りは、釣果はさておき、シュートする度に内心秘かに愉悦を感じることができるロングキャストの名手でなければ続かないのではないだろうか。
などと思うのは僕の雑念で、拙い技術の裏返しである。
さて、このおっさんが釣った鯉は5kg越えである。


9月に釣った鯉は98cmあって、10kgを超えていたそうである。
聞くところによると、本流にはそんなのがうようよしているらしいのである。
お昼ご飯の後に、ダメ元で対岸に移動してやってみたところ、程無くしてゴンゴンッときて、首を振った。
要するにマスが掛かった。
しめしめと思いつつ引き寄せてきて、ハリを外そうとしたら逃げられてしまった。
下品な笑みはあえなく消える。

まあいい。
タイプⅡでタナが取れることがわかった。
たちこめる暗雲にほんの一筋だけ、光明が差した。
こうなると、ついついドロッパーまでつけちゃう欲深さが釣り師の業というものである。
次に掛かったのは7番ロッドを持って行かれそうな引き方をしたのだけれど、魚体が見える前にバレてしまった。
手繰り寄せてみると、ドロッパーを結んだイトが切られている。
おそらく特大のコクチバスかニゴイではないかと思う。
その後も2匹続けてバラシ。
4匹掛けて取れたのはゼロである。
ここはキャッチ&リリース区間である。
リリースするためにはキャッチしなければならない。
アタリが遠のく。
そろそろ切り上げて温泉に入りたいけれど、このまま帰るには忍びない。
そんな事を思っていると5匹目がゴンゴンッと来た。
これをバラしては釣り師失格である。
あまり使いたくはなかったのだけれど、これを取るには仕方が無い。
背に腹は代えられないから、覇王色の覇気を飛ばして魚を大人しくさせる。

ドロッパーを食ったニジマス。
つけておいて良かった。

これで漸く温泉に入れる。


酒器に揺蕩うこの解放感は写真には撮れないけれど。
醸しているのはたった1匹の放流マスである。

人目を忍ぶ深山幽谷の渓師としては、本流の釣りには甚だ疎いのだけれど、一度ぐらいはやってみてもいいのではないだろうか。
この日もルアー師が並んでサオを振っているが、僕は一貫して沈めて引くと決めたのである。
とりあえず、手持ちのラインで沈めるには7番のシューティングヘッドからしか持ち合わせが無い。
牛刀をもって鶏を割くように思えるのだけれど、そんな台詞は魚を掛けてから吐くのが筋というものである。
そんなわけで、沈めちゃ引きを繰り返すのだけれど、要するに掠りもしないのである。
放流マスとは言うけれど、僕にはどうにも荷が重い。
この類の釣りは、釣果はさておき、シュートする度に内心秘かに愉悦を感じることができるロングキャストの名手でなければ続かないのではないだろうか。
などと思うのは僕の雑念で、拙い技術の裏返しである。
さて、このおっさんが釣った鯉は5kg越えである。
9月に釣った鯉は98cmあって、10kgを超えていたそうである。
聞くところによると、本流にはそんなのがうようよしているらしいのである。
お昼ご飯の後に、ダメ元で対岸に移動してやってみたところ、程無くしてゴンゴンッときて、首を振った。
要するにマスが掛かった。
しめしめと思いつつ引き寄せてきて、ハリを外そうとしたら逃げられてしまった。
下品な笑みはあえなく消える。
まあいい。
タイプⅡでタナが取れることがわかった。
たちこめる暗雲にほんの一筋だけ、光明が差した。
こうなると、ついついドロッパーまでつけちゃう欲深さが釣り師の業というものである。
次に掛かったのは7番ロッドを持って行かれそうな引き方をしたのだけれど、魚体が見える前にバレてしまった。
手繰り寄せてみると、ドロッパーを結んだイトが切られている。
おそらく特大のコクチバスかニゴイではないかと思う。
その後も2匹続けてバラシ。
4匹掛けて取れたのはゼロである。
ここはキャッチ&リリース区間である。
リリースするためにはキャッチしなければならない。
アタリが遠のく。
そろそろ切り上げて温泉に入りたいけれど、このまま帰るには忍びない。
そんな事を思っていると5匹目がゴンゴンッと来た。
これをバラしては釣り師失格である。
あまり使いたくはなかったのだけれど、これを取るには仕方が無い。
背に腹は代えられないから、覇王色の覇気を飛ばして魚を大人しくさせる。
ドロッパーを食ったニジマス。
つけておいて良かった。
これで漸く温泉に入れる。
酒器に揺蕩うこの解放感は写真には撮れないけれど。
醸しているのはたった1匹の放流マスである。